じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 農学部・農場の水田に今年もまた「パラレルワールド」が出現した。「パラレルワールド」というのは、田んぼに映った建物が異次元世界が出現しているように見えていること。毎年、この景色をご紹介する時は元の写真の上下の位置を逆さにして掲載している。


6月6日(土)

【ちょっと思ったこと】

「千と千尋」の謎と、そっくり風景

 6月5日(金)の21:00〜23:34に、金曜ロードショーで「千と千尋の神隠し」が放送された。このアニメは、VHSビデオ版を購入しているのだが、VHSテープの特性上、画質はイマイチであった。今年になってから地デジ受信環境を「整備」したので、今回初めて、高画質で視聴することができた。

 ちなみに、テレビでの放送時間は1時間34分となっているが、DVD-RにダビングするためにCM部分を部分消去したところトータルでは2時間4分のサイズとなった。ウィキペディアの当該項目によれば、もともとの放送時間は124分ということなので、ノーカット版に近い状態ではないかと思われる。

 私が「千と千尋」を初めて観たのは2003年1月24日のことであり、その翌日の、1月25日の日記でいくつかの疑問を取り上げたことがある。その中で未だに未解決であるのは
  • 湯婆婆と契約する時、千尋はなぜ「荻野」の「荻」の「火」の部分を「犬」というように書き間違えたのか?
  • 並べられたブタの中から両親を探し出せと言われた場面で、なぜ千尋は「この中には両親は居ない」と正解を出せたか?
である。その後も何度かVHSテープで見直して自力で解決しようと思ったが、いまでに謎のままである。




 ところで、ウィキペディアの当該項目にもあるように、「千と千尋」の舞台では、実在する建物や風景がモデルとなっているとされている。私自身が特に強く感じるのは江戸東京たてもの園に残るいくつかの建物や展示物である。ここを訪れると「千と千尋」のいくつかの場面が鮮明に浮かんでくる。

 このほか、実際にモデルとなったわけではないが、旅行先や山登りの途中で、「千と千尋」そっくりの風景に出会うことがある。

 まず、異次元の世界に迷い込む入り口付近の風景は龍ノ口グリーンシャワー公園の賞田側の登り口の風景にそっくりであり、この道を先に進むと本当に「千と千尋」の世界に迷い込むのではないかと思わせるほどである(2008年9月14日の日記にも関連写真あり)。 。

 龍ノ口グリーンシャワー公園の山では毎年めずらしいキノコがたくさん生えるが、雨が降り続くとドロドロに溶けて、オクサレ様(クサレ神)そっくりになるものもある。

 このほか、ボリビアの塩原の中を走る線路ウユニ塩湖は、後半の水面を走る鉄道のシーンを連想させてくれる。