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【連載】サイエンスZERO『色彩の科学へようこそ!“緑”は生命のシンボル!?』(1)地球は緑だった 1月9日初回放送の『チコちゃんに叱られる!』で、「なぜ緑は目に優しい?」という話題を取り上げていた。この緑のつながりで、2025年9月28日に初回放送された『サイエンスZERO』: ●色彩の科学へようこそ!“緑”は生命のシンボル!? のメモと感想を記しておくことにする。なお『色彩の科学へようこそ!』は今回の緑を含めて、赤、黒の3色について放送されているようだ。直近では1月4日に「黒」の再放送があった。赤と黒に関する公式サイトへのリンクと、Yahoo!のAIアシスタントによる概要は以下の通り。
ということで本題の『緑』に戻る。 放送の前半はガガーリンの「地球は青かった」になぞらえて、「地球はかつて緑だった」という話。まず、スタジオゲストの堀内隆彦さん(千葉大学、日本色彩学会会長)のご説明による『緑』の概略は以下の通り【要約・改変あり】。
続いて「地球は緑だった」という仮説を唱える松尾太郎さん(大阪大学)が登場された。松尾さんは「太古の地球の海は緑だった」という大胆な仮説を提唱されている。
ここからは私の感想・考察を述べる。 まず放送の中では、太陽光はRGBの3原色から成り立つとして、RとBが海中に届かなくなるというようなお話があったが、そもそも3原色というのは人間の色覚の仕組みに関するものであって、電磁波の本質的な要素ではないはずだ。おそらく分かりやすく説明するために3原色が持ち出されたものと思われるが、正確には、波長の長さのうちどの範囲が海中に届くのか、それに対してシアノバクテリアがどうやって光合成をするのかが問題になるのではないかと思われた。 地球外生命の発見と緑色の惑星の話については、緑色でない系外惑星であっても、それなりに光合成ができるように思えるのだが、専門的なことはよく分からない。ま、ここでいう『地球外生命』は、地球上の生物と同じような仕組みで光合成をしたりエネルギー代謝をする『地球型生命』のことを言っているのだろう。 |