謹賀新年

じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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[今日の写真]
元旦の大学構内。時計台前(写真上)と文学部西側の駐車場(写真下)。人影はきわめてまばら。駐車場に停められた車は、時計台周辺と文学部西側併せて3台のみであった。なお、写真下に写っている煙突はスチーム暖房のためのボイラー用であるが、施設老朽化により、今はエアコン暖房に切り替えられている。



1月1日(月)

【ちょっと思ったこと】

今年の年賀状/イノシシはやはり左向きが多い

 年賀のご挨拶はネット上でというキャンペーンの効果があって、今年の元旦に私宛に届いた年賀状は19通にとどまった。もっとも、親戚などからいただいた妻と私連名宛のものを入れると50通を超えている。こちらから出し忘れていた賀状は全部で6通。うち2通はメイルアドレスが書かれてあったので、楽天グリーティングで返事を出させてもらった。ということで、追加の投函は4通のみであった。

 ちなみに、今年は、学部生・院生からの年賀状が一通も届いていない。年賀のご挨拶はネット上でというキャンペーンの効果もあるが、数年前より、大学の職員録、学生便覧、同窓会名簿などには、本人の許諾が無い限りは教職員の自宅住所は掲載しないことになり、そもそも私の住んでいる住所は非公開となっているのである。それはそれでよいのだが、大学宛に送って来られる方も少なくない。これは事務室が開く4日以降に届くことになるが、返事を書くのが大変だ。

 ところで、毎年、年賀状には十二支にちなんだ動物のイラストを載せられる方が多いが、それぞれの動物は圧倒的に左向きが多い。これは、こちらや、その続きに考察があり、 について集計した結果がある。
[今日の写真]  今年受け取った年賀状(妻宛の分を含む)67通の集計結果は右の図の通りであり、やはり右向きが多い。というか、官製年賀葉書(←民営化後は「郵政はがき」と呼ぶらしいが、そういう言葉はゼンゼン聞かないなあ)の50円金額面や、お年玉くじ番号のところにあるイノシシの絵も左を向いている(50円金額面のイノシシは正面を向いているが体が左向き)。

 それにしても、十二支の動物を描く賀状は相変わらず過半数を占めている。いちばんの理由は、年賀状というのはもともと年に一度、本人の住所と無事を伝えることを目的で交わされるようなものであって、葉書の本文自体には、「あめまして、おめでとうございます。ことしも、よろしくお願いします。」程度の8文字分の情報的価値しか無く100 mm x 148 mmの紙面を文字だけでは埋め尽くせないため、無難な十二支のイラストにしておこうという生活の知恵が働いたためではないかと思われる。

 年賀状に関してはこのほか、1999年1月6日の日記で、(活版)印刷、ワープロ、写真、手書きの比率を集計したことがあったが、ネット化で葉書年賀状の受取枚数自体が減ったいま、私のところでは、もはや集計自体が困難になってきた。