じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Y.Hasegawa

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[今日の写真] 孔雀草とアゲラータム。うっすら雪が積もっていたので救出のつもりで切り取って花瓶に移した。孔雀草の蕾とアゲラータムを短く切って土に刺す楽しみ方もあると、だいぶ昔に「趣味の園芸」で聞いたことがある。後ろに1本だけあるのはキンギョソウ。

1月8日(金)

【思ったこと】
990108(金)[一般]人間界の左と右(6):年賀状のウサギは左向き

 昨日の日記で書き忘れたが、そういえば、ネットスケープやMS-IE、JustViewなどについているBackとForwardのボタンも、左向き(←)が「戻る」、右向き(→)が進むという意味であることを思い出した。そのほか、これは前にも書いたけれど、ラジカセなどのテープの再生や早送りは右向き、巻き戻しは左向きの三角マークがついている。このほか、車はアクセルが右、ブレーキは左。

 さて、「右=進む」がこれだけ多いと、なんだか左向きは後退の印象を与えてしまうように思うが必ずしもそうでない場合がある。私が今年の正月に受け取った年賀状のなかで動物の絵が描かれてあったのは全部で53枚あったが、そのうちの33枚(62.3%)は左を向いており、右向きの4枚(7.5%)より圧倒的に多いことが分かった。
 53枚の内訳は、ウサギが47枚、ホオジロ3枚(絵付官製葉書「万両とホオジロ」西村昭二郎氏画)、それ以外の鳥1枚、コアラ1枚、自宅の犬の耳に飾りをつけてウサギにしたもの1枚。
 ウサギ以外を含めた53枚の動物の絵の向きは
  • 左を向いているものが33枚
  • 正面を向いているもの7枚
  • 複数の絵があって両方向を向いているものが8枚
  • 体は左だが顔は右向きのもの1枚(東海版の絵付き年賀葉書・河合重政氏画のもの)
  • これに対して右向きは4枚(うち1枚は、福岡県の「卯歳小倉祇園太鼓」西島伊三雄氏画)にすぎない。
となっていた。
 左を向く動物が多いのには、1つには絵が右下に配置されているため葉書の中心に顔を向けていたほうがバランスをとりやすいという理由があると思う。また、年賀状は縦書きが多く、文字の流れに合わせて左向きにしたという理由も考えられる。

 しかし、おそらく一番の理由は、少なくとも右利きの人の場合、動物の横顔は左向きに描いたほうが描きやすいということにあるのではないかと思う。では何故か。これも推測だが、右利きの人が線を描くときには、ふつう左から右に描く。動物を描き始める時に顔から描き始める(シッポやお尻から描き始める人はまず居ないだろう)ので左に鼻先があったほうが描きやすいという理屈。じっさい、私自身も、犬や鳩、ネズミなどの横顔はみな左向きに描いてしまう。

 もうひとつ、動物とは関係ないが、新聞の折り込みチラシの中に新車の広告があった。このチラシには25台分の写真があったけれど全部が左向きになっている。これまでにも左向きの写真を多く見たように思う。こちらは写真だから車の絵を描く場合とは異なるので別の理由を考えてみた。
 コジツケかもしれないが、日本では車を道路の左側に停めるので、歩道から見た車は左向きとなる。右向きの写真では車道を渡った向こう側に停まっているように見えので親近感がわかないというのが私の解釈だ。これが正しいとすれば、米国の車の宣伝チラシは逆向きの写真になっているはずなのだが、実際はどうだろうか。
【新しく知ったこと】
【生活記録】
【夕食後の夫婦の散歩 since 980906】------109日目(妻は102日目)[娘は5日、息子は4日]。ポケット・ピカチューで1908歩----
 小雪が舞っていたので、散歩は少な目。代わりにアパートの下の植物に段ボール箱やビニール袋をかけた。霜に当たるとすぐに枯れる、孔雀草、アゲラータム、ジニア(細葉百日草のほう)などをつみ取って花瓶にさすことにした。ストーブ用の灯油が少なくなっていたので、車の給油を兼ねて近くのスタンドに。ガソリン価格91円は正月に北九州で給油した時の76〜83円に比べるとかなり高い。灯油は450円。これは岡山市内ではいちばん安いほうだと思う。
【スクラップブック(翌日朝まで、“ ”部分は原文そのまま。他は長谷川による要約。【 】部分は簡単なコメント。)】