じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

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[今日の写真] 農学部本館前の楷の木(オス)の紅葉が始まった。昨年の日記では10月25日、一昨年は10月28日に同じような記述があった。
 いまちょうど農学部本館の大改修工事が行われており、残念ながら例年のような景観を楽しむことはできない。この写真のすぐ横は、鉄板の塀で囲まれている。


10月24日(金)

【思ったこと】
_31024(金)[電脳]ノートパソコンのRAMボードは互換性が無い?/活かせるパソコンの最低条件

 法人化移行の関係で研究費を年内に使い切る必要があることと、来年度以降はますます研究費が削減される可能性が高いことから、これを機会に、私が管理者となっているデスクトップ、ノートパソコン、モバイルパソコンの向上策をはかることにした。

 具体的には、メモリ増設(RAMボードの追加)、SCSI機器をUSBにつなぐための変換ケーブルの購入、MEからXPへのアップグレード(1台のみ)など。10/19の日記10/22の日記にも書いたように、最近はパソコン本体(XPプレインストール版)がデスクトップで7万円、ノートでも10万円未満で購入できるようになったので、古い機械に執着しているとかえって割損になってしまう場合が多い。今回もいろいろと迷ったが、4〜5千円程度でなんとかなる部分については、もうしばらく旧機種を活かすことにした。

 ところがその一環としてメモリを増設する際、意外なことを知った。ノートパソコンのRAMボードというのは機種に固有で互換性が無い場合が多いというのである。同じメーカーで、SDRAM、144ピン、SO-DIMMというように同じ仕様なっているはずなのに、機種によって型番が違う。型番が違っても互換性があるだろうと思っていたが、生協で確認してもらった限りでは、それぞれ異なっているというのだ。

 もう1つ驚いたのは、1999年製造分についてはメーカー純正のRAMボードはすでに完売で製造中止になっているとのこと。本体の修理部品ならともかく増設のメモリまで保管する義務は無いのだろうか。但し、この件に関しては別メーカーの互換ボードの在庫が確認できたので実質的には支障はなかった。但し、同じ容量でも、型番によって値段はまちまち。128MBの場合、安いものは4000円台、高いものは9000円台というのも不可思議である。




 ところで、パソコン本体の価格が安くなったいま、活かせる旧機種の最低条件はどの程度と考えればよいのだろうか。

 まず、ネット検索や、簡単なテキスト入力をするだけであるなら、Windows 95やWindows 98、Windows NTが動けば十分。この程度のレベルなら、たいがいの機種はまだまだ活用できる。

 Windows XPを使用するための推奨環境は、本体300MHz以上、メモリ128MB以上となっている。旧機種でもメモリを増設すればたいがいはこの条件を満たす。むしろ使用上不都合を感じるのはハードディスクの容量のほうだろう。いろいろなアプリケーションをインストールするには10GB未満ではちょっと不足する。

 年をとって物覚えが悪くなってきた私としては、もうこれ以上のグレードアップはお断りだ。マイクロソフトは大嫌いだがこのさい妥協し、XPを私の人生の最終OSと決め、今後いかなるグレードアップも拒絶し、細々と使い続けていくことにしたい。