じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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【インドネシアその44】バトゥール火山ジープツアー
 バリ島ではジープに分乗してバトゥール山の南側に広がる溶岩地帯を見学した。最奥地点には1926年と1963年の噴火の際に流れ出した溶岩の末端部があり、同じ火山からでも噴火のたびにマグマの性質も変化しているため溶岩の色や形状に違いがあることが観察できた。
 写真上はバトゥール山麓に向かってカルデラ内をジープで移動しているところ。写真下は最奥部。
 カルデラ内部の広大な草原地帯はなかなかの絶景だったが、最奥部の溶岩地帯は、日本にある、有珠山、北海道駒ヶ岳、浅間山、大島三原山、富士山麓、九重連山、雲仙普賢岳、霧島、桜島、...などと類似した風景であり、専門家は別として、一般観光客がわざわざここまでやってくる必要は無さそうに思えた。
 自分の国に手軽に観光できる火山が無いような国からの観光客にとっては、ブロモ山やイジェン山と並んで、それなりに満足できるスポットかもしれない【←日本の火山も観に来てほしい】。

2025年08月31日(日)




【小さな話題】2025年8月の「じぶん更新」を点検する「猛暑続くが植物園は魅力いっぱい」「朝ドラ『あんぱん』の期待される終わり方」「利用者をバカにした電話相談窓口」「『決断』と『選択』」「辞書編纂」「薄明光線」

 月単位で「じぶん更新」状況を点検する、という月末恒例の企画。

 8月は猛暑日が多く、気象庁統計によれば、
  • 最低気温25℃以上(熱帯夜):24日
  • 最高気温35℃以上(猛暑日);19日
  • 1日の平均気温30℃以上:16日
となっていた。
 特に注目すべき点は8月5日に観測史上最高の39.5℃を記録するなど、最高気温の高い日が多かったことだ。観測史上1〜10位の値(年間を通じての値)を見ると、2025年8月は、8月5日の39.5℃のほか、第3位に8月2日の38.8℃、第7位に8月4日の38.1℃というようにTop10のうち3日が2025年の記録で占められるようになった。
 このほか1日の平均気温(毎時の気温の平均値)がどうなるのか興味深い。岡山では過去に平均気温の月平均が30℃を超えたのは2010年の30.5℃の1回のみとなっている。2025年は8月30日までの平均値が29.85℃となっており、2010年を超える可能性は殆ど無いが、Top10入りは確実とみられる。

 以上については8月31日が終わってみないと確定しない【ここに追記する予定】。

 このような暑さではあったが、ウォーキングのほうは例年より頑張った。半田山植物園への入園回数は24回でほぼ皆勤。回数が多かったのは、 というように珍しい花などを眺めることができたためであった。なので健康増進・暑熱馴化が目的ではなく、自然観察の楽しみを味わうためにウォーキングに出かけているという面が大きい。もちろん、結果的に猛暑に耐えられるからだにはなっている。

 以下、2025年8月のWeb日記の振り返りを記す。

  • NHK朝ドラ『あんぱん』の結婚祝い参加者が男1女6になった理由/遺影が4枚に増えた謎/キスシーンの違和感
    朝ドラ『あんぱん』もいよいよあと1か月となった。8月の放送の中には、じっさいに視聴していた『まんが学校』や、数冊購入したことのある『詩とメルヘンなど、私自身の人生と重なる部分も多かった。
     なお先の展開を予測する楽しみを失わないために、7月以降は、ネタバレ動画は一切観ないことにしている。
     もっとも、実話ではこの先、ドラマを締めくくるような大きな出来事は無さそうに思われる。実話では妻の暢に先立たれているが、ドラマの『のぶ』は主人公になっていることから、おそらく死別シーンまでは放送されないと思われる。『アンパンマン』の人気はじわりじわりなので特別なシーンとしては盛り上がりに欠ける。ということで、私ならば実話を取り入れた以下のようなラストを期待する(但し、のぶは存命)。
    加齢によるさまざまな困難から嵩は引退を決意するが、東日本大震災直後「アンパンマンのマーチ」が復興のテーマソングのような扱いをされたり、「笑顔を失っていた子供たちがアンパンマンを見て笑顔を取り戻した」といった良い話が嵩の元に届いたことから、これを撤回し、震災後の復興支援イベントに参加する。アンパンマンの歌とともにドラマ終了。


  • 「かけ直せ」とか「推定待ち時間は50分」といった利用者をバカにした電話相談窓口(SBI証券)
    そもそも電話窓口で待たされることは承知しており、滅多なことでは電話をかけたことが無いのだが、この証券会社の場合、うまくログオンできなかったり、何かの盗難とか詐欺で緊急連絡をとろうとしても、電話以外の手段が見つからない。しかも一回ログオンできるようになったあとで、再び、証券会社側のシステムの不備により、電話番号を新しい番号に登録したあとも、数日間は古い番号(使っていない番号)で電話認証が行われるようになっていた(しかもそのことの警告や確認が行われない)のは利用者をバカにしている。


  • 『決断』と『選択』
     短い連載の中で、
    実は『決断』というのは、
    ●ある行動をするか、しないか?
    ではない。すでにある行動Aが続けられており、そこで、
    ●行動Aの代わりに新たに行動Bに移行するか、しないか?
    ということが多いということを論じた。


  • ケンボー先生と山田先生〜辞書に人生を捧げた二人の男〜
    この話題はまだ連載が終わっていない。最新の記事は、ブルーフィルム。


  • 雲の影でも薄明光線?
    AI頼りなので正確かどうかはさらに検証する必要があるが、雲の影が天空の道路のようにまっすぐ伸びる現象を何と呼べばいいのか、理解が深まった。