じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
【小さな話題】『決断』と『選択』(1)ドラマの決断シーン、『ポツンと一軒家』での『遊房』の決断 さいきん、『決断』について考える機会が複数あった。 1つめは、視聴を続けているNHK朝ドラ『あんぱん』の中に出てくる様々な決断シーンであった。
もう少し具体的に語られていたのは7月27日(日)に放送された、テレ朝系『ポツンと一軒家』、 ●愛する亡母の形見…山奥のペンション!母が遺した最期の言葉に涙… であった。この回に登場したのは、群馬県の山奥で27年前からペンション『おやど 遊房(あそぼう)』を経営している小藤真由美さん(56歳)であった。
この放送では、ペンションを始めるかどうかを決断するにあたって亡母(当時25歳)が発した、 ●「やらなかった事の言い訳なんか聞きたくない。やって失敗した愚痴なら聞いてあげる」 という言葉が印象に残った。新しい行動を始めるかどうかを決断する際にはいろいろな迷いが生じるがそのことに囚われていると時機を逸してしまう。人生では慎重な検討も大切だが、行動しない言い訳ばかりを探してリスクの少ない地道な道を選ぶより、1つや2つは大きなことに挑戦してみるという決断もあってよいのかもしれない。ちょうど、8月8日放送の『あんぱん』でも嵩が退職願を出すシーンがあった。ま、ドラマというのはたいがい、日頃の努力と重大な決断が織りなすストーリーとして構成されており、ハッピーエンドで終わるようにできているが...【現実はそんなにうまくは行かない】。 『ポツンと一軒家』で真由美さんはまた、今の生活や過去について、
さて、以上は最近耳にしたエピソードであったが、実は『決断』というのは、 ●ある行動をするか、しないか? ではない。すでにある行動Aが続けられており、そこで、 ●行動Aの代わりに新たに行動Bに移行するか、しないか? という形で問題設定すべき場合も少なくない。例えば、
次回に続く。 |