じぶん更新日記

1997年5月6日開設
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 昨日の日記で消しゴムの話題に関連して、「明治初期はまだ鉛筆や消しゴムは高価であり、学校教育では石盤や石筆が使われていたはずである。」と記した。そう言えばいまBSP-4Kで再放送中の『大草原の小さな家』にも石盤・石筆を使っているシーンがあった。写真は第3話『私の母さん』の中でローラが初めて買った石盤で勉強をしているところ【シーズン1の第2話だが、NHKではパイロット版を第1話としているため通算第3話になる】。
 このドラマの元になる実話ではインガルス一家は1874年にウォルナット・グローブに向けて出発しており、消しゴムが発明された1770年から100年も経過しているが、やはり当時は、書き取りなどの練習には石盤が使われていたようだ。

2025年04月30日(水)





【小さな話題】2025年4月の「じぶん更新」を点検する 

 月単位で「じぶん更新」状況を点検する、という月末恒例の企画。毎月同じことを書いているが、4月もあっという間に過ぎてしまった。

 4月でいつもと違った出来事と言えば、4月下旬に妻の実家のある北九州に帰省したこと。毎年GWの頃に帰省しているが、今年はGWより早めに帰省し4月26日には岡山に戻った。
 今回の帰省では自家用車を使用したが、高速道路での長時間の運転はそろそろ引退時であると実感している。次回の帰省からは、重い荷物を運ぶといった特別の必要性が無い限りは新幹線利用を考えており、ひょっとするとこれが「自家用車運転による人生最後の帰省」ということになるかもしれない。そのこともあって、帰路は山陽道ではなく全線中国道を経由し、サービスエリアで何度も休憩し、新緑を存分に味わった【4月30日付けの楽天版に写真を掲載する予定】。

 以下は、2025年4月のWeb日記の振り返りを記す。
  • 4月から放送が開始されたテレビドラマ(1)
     日記では4月から始まったドラマ【再放送を含む】として、
    1. 【NHK-BSP4K】大草原の小さな家
    2. 【NHK-BSP4K】ウルトラQ
    3. 【NHK朝ドラ】あんぱん
    4. 【NHK-総合】アニメーション紀行 マルコ・ポーロの冒険
    5. 【NHK-BSP4K】八重の桜
    の5本を挙げたが、その後は、
    • 1.の『大草原の小さな家』は面白そうな回だけに絞って英語放送で視聴している。70+α歳になって今さら英語力をアップする意義は無いが、リスニングを続けることは何かしら認知症予防に役立つのではないかと期待している。
    • 2.の『ウルトラQ』は、懐かしさを感じるものの、何の脈絡もなく着ぐるみの怪獣が登場するだけで、撮影技術もストーリーも「くだらない」と感じる回が多い。そんななか第6回の『育てよ!カメ』だけは他の回には見られないユニークなストーリーになっていて傑出していた。
    • 3.の『あんぱん』はなかなか面白い。4月23日にはなんと私の出身高校の校舎が出てきてビックリ。↓に後述。
    • 4.は実写とアニメを組み合わせたユニークなドラマになっており、過去に自分自身が訪れた旅行先の思い出が蘇ってくる。
    • 5.の『八重の桜』は視聴を終了。登場人物が多すぎで名前や顔を覚えるのが面倒というのが主な理由。後半になったらまた視るかもしれない。
    となっている。なお後述するように、もう1本、『少年寅次郎』も視聴を始めている。
  • セルフレジで値引き品はどう判別されるのか
    からくりが分かってしまうと大した謎ではなかったことに気づく。念のためCopilotに「値引き品のバーコードに二重丸シールをつけて判別する技術はいつ頃開発されたものですか?」と尋ねたところ、以下のような回答をいただいた。
    値引き品のバーコードに二重丸シールをつけて判別する技術の具体的な開発時期については明確な情報が見つかりませんでした。ただし、値引きバーコードラベルの技術は2000年代半ばには特許が出願されており、例えば2006年に「値引き方法および値下げバーコードラベル」に関する特許が出願され、2008年に公開されています。また、値下げ価格バーコードラベルの貼付方法に関する特許も2005年に出願されています。
    このような技術は、レジでの値引き忘れを防ぎ、値下げ価格情報を含んだバーコードのスキャンを容易にする目的で開発されてきました。最近では、値引きシールのデジタル化を活用した業務負荷軽減の取り組みも進められています。
  • 新NISAは大赤字/資産運用立国では国が滅びる
    その後、赤字傾向は改善されてきたが、4月30日朝の時点では、私が設定しているつみたて投資枠の投信は依然としてすべて元本割れとなっている。
  • 『少年寅次郎』/「さくら」の発音は頭高型か平板型か?
     4月以降に新たに視聴を始めたドラマとしてもう1本『少年寅次郎』の再放送を追加した。戦争前後の家族のつらい体験が丁寧に描かれていた。
     男の子が主人公になっているドラマとしては『たけしくんハイ!』があり、そっくりの印象を受ける。このまま「男の子が主人公になっているドラマ」として完結するのであればそれでも良いと思うが、「この男の子がどのような経験を積み重ねて寅さんのような大人に成長したのか」という一貫性を持たせるのはなかなか難しいだろう。
  • 「赤い円に人」は何の標識?/朝ドラ『あんぱん』の主題歌をAIに解説してもらった
     EUやEUと関係が深い諸国の道路標識は統一されていると思っていたが、ずいぶんと異なっていることを初めて知った。
    『あんぱん』の主題歌の難解な歌詞をちゃんと解説してくれるAIは凄い。
  • TIME 果てしなき時間の旅(1)時間と時刻、人生における主観的な時間の長さ
    この連載はまだ継続中。5月中旬までかかりそうだ。
  • 朝ドラ『あんぱん』に登場した東京学芸大学附属高校のトリビア
    その後、出身校の同窓会のお便りでも『附高校舎がNHK朝ドラ「あんぱん」に登場』という記事が取り上げられていた。それによると、あと1回、5月16日(金)にも「撮影協力シーン」が放送されるらしい。
     柳井嵩はすでに『高知第一高等学校』ではなく美術学校への進学を決意しているはずで、5月になってなぜ再び附高校舎の映像が出るのだろうかと思ったが、おそらく、弟の柳井千尋が受験し、合格するシーンになるのではないかと思われる。なお、やなせたかしの弟は戦死しており、実話通りであるとすると、千尋も同じ運命をたどることになりそう。


 ということで4月もあっという間に終わってしまう。雑学的知識として4月中に新たに「じぶん更新」したものは、
  • 値引き品のバーコードに二重丸シールがつけられている
  • ヨーロッパの道路標識は国によってかなり異なっている
  • 朝ドラ『あんぱん』の主題歌の歌詞をAIに教えてもらった
  • 読売ジャイアンツの選手は『TGマーク』をつけることがある
といったところか。もう少し、人生の根本問題についての「じぶん更新」を目ざしたいところだが、いまさら難解な哲学書や宗教書を読破して自分を変えようという気持ちは全く無い。日々の生活がそれなりに充実し、その中で何かしら新しい知識を身につけたり新たな体験を重ねることができるならばそれでよいという気もする。