じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



11月のインデックスへ戻る
最新版へ戻る
§§
 昨年に続いて、OHK岡山放送電波塔(←私が勝手に呼んでいる「岡山タワー」)が、パープル色にライトアップされた。こちらの資料によれば、ライトアップ期間は11月12日から25日までとなっている。ライトアップの趣旨についてはこちら参照。
「女性に対する暴力をなくす運動」について
―東京タワー及び全国各地でのパープル・ライトアップを実施―
 男女共同参画推進本部では、毎年11月12日から25日までの2週間を「女性に対する暴力をなくす運動」期間と定め、関係省庁、地方公共団体、女性団体やNGOなどの関係団体と連携、協力し、社会の意識啓発など、女性に対する暴力(※)の問題に関する取組の一層の強化と、女性の人権の尊重のための意識啓発や教育の充実を図ることとしています。
 本年は、「女性に対する暴力をなくす運動」の広報活動の一環として、東京タワーのパープル・ライトアップ及びさっぽろテレビ塔を始めとする全国のタワー並びに施設においてパープル・ライトアップを予定しています。
(※ 配偶者等からの暴力、性犯罪、売買春、人身取引、セクシュアル・ハラスメント、ストーカー行為等)

【女性に対する暴力をなくす運動】
1 期間:11月12日から11月25日までの2週間
2 主唱:内閣府、その他の男女共同参画推進本部構成府省庁

11月16日(金)

【思ったこと】
_c1116(木)日本心理学会・第76回大会(19)

 昨日取り上げた日本質的心理学会と同様、日本心理学会第76回大会の感想・メモのほうも、10月6日以降、連載を中断してしまっていた。Web日記執筆という形式であるため、別段、いくら先延ばししてもクレームをつけられるような性質のものではないが、やはり、9月中旬の開催日から2ヶ月も経つと記憶減衰は甚だしく、コメントも書きにくくなってしまった。

 ちなみに、今年の日本心理学会は、初日が大学院入試実施日と重なったため、参加できたのは2日目からの2日間に限られてしまった。その中では、高齢者研究関係のほか、

●心理学において宗教についての研究がどういうふうに重要かを考える
●心理学における仏教の影響−過去と展望−

という、宗教関連のワークショップに2つほど参加してみた。宗教心理学というと、自らが信者である心理学者が宗教の効用を論じるという印象がぬぐえないところがあったが、上記2つのワークショップでは、心理学界きっての論客として知られるW氏や若手のA氏、さらに、論客というよりは重鎮の仲間入りをしたS氏、私より二世代ほど上のH先生やO先生なども顔を出されていて、いずれも充実した議論が交わされていた。私個人は一貫して無神論であるが、高齢者研究の一貫として死生観を取り上げる際には宗教の問題は重要であり、今後の発展に期待したいと思う。

 ということで、今年度の日本心理学会参加のメモ・感想は、はなはだ中途半端であるが、これをもって終了とさせていただく。