じぶん更新日記

1997年5月6日開設
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2012年版・岡山大学構内でお花見(61)コスモス咲き始め

 農学部・農場のコスモスが咲き始めた。こぼれ種から生えたと思われるヒマワリもちらほら。播種が遅かったせいか、昨年よりも背が低く、開花も遅くなっている。このくらい遅いほうが、秋らしい風景になるかも。


10月7日(日)

【思ったこと】
_c1007(日)「叫ぶ朝ドラ」人気が出るかも/私が泊まった「まほうの国」ホテル

 先週の火曜日、昼食の時間にテレビの電源を入れたところ、若い女性が就職面接中に「面接官の態度がなっていない」と叫んでいるシーンが出てきた。こんな時間帯に何のドラマかと思って番組表を見たら、なっなんと、NHKの朝ドラ「純と愛」の再放送であることが分かった。

 NHKの朝ドラというと、
  • 一人の女性の半生記。
  • ヒロインは、カワイイ系で、癒やし系の優しさ。
  • 無難な展開。
  • 人が死ぬシーンは一切なし。
といったイメージがあるが、今回のは初っ端からずいぶんと型破りであり、どうやら、毎回、主人公が周囲の人たちと衝突して叫ぶシーンが含まれているようである。朝ドラは一切観ないと決めている私であるが()、これはちょっと面白そうだということで、今後しばらく、録画予約を入れておくことにした。朝ドラ嫌いの私が録画するということは、大人気番組となるか、それとも、一部の変わり者しか視ない低視聴率番組となるか、いずれかに落ち着くはずであり、今後の視聴者の動向に興味が持たれるところである。
私は原則として朝ドラは観ない主義であり、平均視聴率20%超えで人気を呼んだという「梅ちゃん先生」も出勤時の着替え時にチラッっと視たことがある程度に過ぎなかった。例外的に、ゲゲゲの女房を全回録画したことがあったが、DVDにダビングしたものの、残りの1/3のあたりは未だ視ておらず、どういう結末であったのかもすっかり忘れてしまっている。
 さて、このドラマであるが、ストーリーとしてはNHK朝ドラ定番の半生記ものであることに変わりない。ホテルの社長を目ざすだけの展開であれば、なんだかこちらの方を思い浮かべてしまうところであるが、今回は、初回から超能力者?の男「愛(いとし)」がまつわりついてきて、一風変わったオカルト的なムードが付け加わっていて面白い。視聴者のほうもその正体が気になり、いましばらくは視続けることになるのではないかと思う。

 6回目まで視たところで、少しだけツッコミを入れさせてもらうと、まず、沖縄県宮古島で「まほうの国のようなホテル」の再建を夢見るヒロインが大阪の一流ホテルに就職していろいろなトラブルに巻き込まれるという設定であるが、うーむ、同じ「ホテル」という名前がついいても、離島の「ホテルサザンアイランド」(ロケ地は伊良部島のホテル サウス アイランド)と、大都市のホテル「オオサキプラザホテル」(ロケ地はANAクラウンプラザホテル大阪)では、利用客の目的やニーズはまるっきり違う。そもそも、都市型ホテルを「まほうの国」に変えることができるのかどうかはイマイチ疑問である。

 ホテルについての考え方はいろいろあると思うが、私自身が出張目的でビジネスホテルに泊まる場合は、とにかく出張先での用務遂行が第一であり、ホテルは単に寝る場所であればそれでいい。しいて言えば、くつろげる大浴場・サウナ・水風呂があること、朝食バイキングのメニューが豊富であることぐらい。もちろん基本設備として、無料インターネットは欠かせないし、空の冷蔵庫があると何かと便利であるとは思うが、とにかく、ホテル従業員の方からのサービスというのはもともと何も期待していないので「まほうの国」などはあり得ない。

 それから、ヒロインが独断で、規則上できないことになっている24時を過ぎてからのルームサービスをしてしまってトラブルになるシーンがあったが、私から見れば、お客様第一のサービスというのは、お客さんがホテルの規則を守ることを前提にしたうえで提供すべきものであって、たとえ5分遅れであろうと、規則を守らないお客さんのわがままな要望にまで応じるのは真のサービスとは言えないように思う。あのケースでは、コーヒーの欲しいお客さんは、街中に出て深夜営業のコーヒーショップか、コンビニで買い物をすればそれでいい。(←というか、あのクラスの一流ホテルであれば、ドリップコーヒーのセットくらいは室内に常備されているとおもうのだが。)

 いっぽう、観光目的で泊まる場合はそれなりにプラスαのものを期待するが、やはり基本は、旅行先の風景が第一ではないかと思う。その上で、客室からの眺めとか、大浴場やサウナなどの設備が完備していれば文句なしだが、やはりお金がいくらかかるかが問題。私の場合、同じホテルで1泊2食つき料金と素泊まり料金が4000円以上違うような場合は、素泊まりのプランにして、ホテル近くで割安の夕食をとることが殆どである。そういうことを勘案した上で、記憶に残っている「まのうの国」ホテルをいくつか挙げておきたい。