じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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2011年の「この1枚」 。毎年、12月の終わりに、その年でいちばん印象に残った写真1枚を再掲することにしている。今年は震災や原発事故など大きな災害があったが、個人的には、耐震改修工事に伴う旧研究室をからっぽにする作業の完了写真(2011年8月22日の日記参照)が最も印象に残っている。20年半にわたって使用させていただいた研究室には膨大な荷物が収納されており、何ヶ月も前から少しずつ片付けていたもののちっとも進展せず、最終日の8月22日は午前09時半ころから作業を始め、夜には一時、妻にも手伝ってもらい、すべての作業が完了したのは翌日23日の午前02時52分であった。ちなみにこの徹夜作業には、想定外の出来事というおまけがついていた。

12月31日(土)

【思ったこと】
_b1231(土)はかどる年末作業/楽天フォトのサービス終了

 一年間のうちでも、12月29日から31日の3日間というのは、どういう作業をやってもはかどる期間であると思う。その理由は、「年内にこれだけはやっておきたい」という特別の随伴性(「年内に完成しないと好子が消失するという、好子消失阻止の随伴性)が働き、また実際に何かを完了させることで、年内にちゃんと終わらせることができたという特別の達成感(好子出現)で強化されるためでもあるかと思う。さらには、周囲の人たちが一丸となって正月準備に取り組んでいることにより、社会的促進が働いているという面もある。

 そういう特殊な状況を活用すべく、今年の年末はもっぱら、Webサイトの更新作業に取り組んだ。

 まずは、心理学関連の各種イベント、講演会、シンポ等の記録の整備である。Web日記に連載したメモや感想を、分類整理したものであり、以下で「new!」というマークがつけられているのが今回整備した分となる。  なお、一番新しい記事は、12月23日に開催された、

「学術講演「ケアの社会学」 上野千鶴子/シンポジウム「『ケアの社会学』をめぐって」

であるが、これはまだ、メモ・感想を一言も書いていないのでまとめようがなく、やむを得ず来年回しとなった。このほか、心理学とは関係無いが、12月21日には、陶淵明についての興味深い講演を拝聴したこともあり、記憶が薄れないうちに日記に記しておきたいと思っている。

 写真関係では、キルギスからトルガルト峠を越えてカシュガルに至る途中の風景を、Life-Xに追加した。時間的余裕があれば、31日の夜までにもう1アルバム追加する予定である。

 このほか、岡山大学写真館hasep植物図鑑も、若干ではあるが、整備作業に取り組んだ。

 なお、楽天フォト掲載の写真もこの時期に整理しようと思っていたのだが、なっなんと、「2012年1月31日を持ちまして、サービスを終了させていただきます。」という通告が出ていた。私は、この楽天フォトの有料会員となっている。これは1ヶ月100円という格安料金で20GBまでアップロード可能。但し、一日あたり2MB、一枚あたり500KBという制限がついており、実際に20GBをフルに使用できるようになるのは最短でも28年後という計算であった(2008年10月3日の日記参照)。こういう長期的展望のもとで有料会員になっていたのに、3年4ヶ月で早くもトツゼンの廃止とは、あまりにも一方的過ぎるようにも思う。いちおう廃止後も、「すでにアップした分は保存され、かつ合計で5GBまで別サービスを通じてアップできる」と案内されているが、5GBでは最短で7年程度でパンクしてしまう。いくらなんでも、私自身が7年以内に死ぬことはあるまいと思うので、これではまた先々の対策を考えねばなるまい。ジオプラスで20GBまでに容量拡大するか、もしくは、Yahoo!ボックスに、ホームページ公開(かつ画像表示)機能がつくのであれば、さっさと乗り換えるところなのだがなあ。(その他にも、無料の画像収納庫があるのは知っているが、長期的に維持されることが保証されない限りは乗り換えるつもりは無い。)