じぶん更新日記

1997年5月6日開設
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2010年版・岡山大学構内でお花見(15)アンズの花も満開

 文学部入口付近にあるアンズの花。梅の花と勘違いしている人も多いが、実がなった時点で区別できる。昨年の写真が2009年3月18日の日記にある。平成18年度に大学院を修了された方が寄贈した苗木(写真右)は、単に裏年なのか、病気なのか原因は不明だが、今年は殆ど花をつけなかった。


3月18日(木)

【思ったこと】
_a0318(木)[心理]タダでもうける?!“無料ビジネス”の舞台裏(7)私自身の無料サービス利用状況と不満点(5)フィリーメール、ツイッター、会費無料のクレジットカード

 3月14日の日記で、私自身が利用している無料サービスを14個挙げた。連載が長くなりすぎてしまったが、今回は残りの11.〜14.についてメリットやデメリットを述べることにしたい。

 まず、11.のgooのフリーメイルは、いろいろな点で重宝している。

 第一にWebメイルなので、全国どころか、外国のホテルでも送受信できるというメリットがある。2年前、アイスランドのホテルのパソコンから、妻の携帯宛にメイルを送ったことがある。日本語は使えないがローマ字ならOK。但し、メイルのログイン画面は日本語表示で文字化けしているので、出国前に、どのマス目にどういう文字を入れるのか覚えたおいたほうがよい。

 なお、同じように、アメリカからも日本に向けて送ろうとしたが、これは失敗してしまった。理由は、日本語表示の画面になると、ブラウザが自動的にエンコードを開始しようとする。しかしながら、管理者モードでないと日本語をインストールできないため、そこから先に進めないのである。といって頼むのはチップが要るだろうし、けっきょく諦めてしまった。

 gooメイルがよいと思うもう1つの理由は、“指定受信設定(指定したアドレス/ドメイン設定からのメールのみ受信)”ができることである。これでSPAMは一切来なくなった。その後、私自身のアドレスを詐称したSPAMが送られてくるようになったので、現在は自分のアドレスも指定受信設定から外してある。




 12.のツイッターに関しては、私はまだ正式の参加者ではない。単に、Web日記の更新報告をしているだけで、フォローしているのは、同じ日にツイッターを開始したhatoyamayukioさんお一人のみである。3月17日の日記でも述べたが、私にははてなアンテナのほうがずっと性に合っている。リアルタイムの「つぶやき」に参加する時間的余裕は全くないし。

13.の無料学術雑誌に関しては、PubMedがいちばん役に立っている。だいぶ以前に、電子ジャーナルは私企業による知的資産独占支配かという考えを述べたことがあるが、私は、今でもなお、税金の膨大な浪費である電子ジャーナルには反対である。この種の知的財産は、誰でも自由に閲覧できるようにするべきであり、そのためには、各学会が、独自にPDFファイルなどで学術雑誌掲載論文をオンライ公開すればよいのだ。そもそも今の時代、紙媒体で学術誌を公刊する必要は全くない。Web公開に切り替えるだけで、各学会の運営経費は大幅に削減され、印刷代が無くなる分、学会費が安くて済むようになり、会員も増えて普及にも役立つ。とにかく、PubMedはまことにありがたい。




 14.の「年会費無料のクレジットカード」は、とにかく作りすぎないことが肝要だ。かくいう私も、5枚上のクレジットカードを携行している。しかし使っているのはまだよいほうで、カードを受け取ったまま一度も使わないことも少なくない。ありがちなケースとしては、「いまカードに申し込めば○○ポイント贈呈」とか、「全品10%引き」などのセールに惑わされて、どうせ会費がタダなんだからいいやろと申し込んでしまった場合である。

 ここで注意しなければならないのは、「初年度のみ無料」とか「1年間、一度も使わないと会費徴収」というような但し書きがあるカードである。約款をちゃんと読まないで申し込むと、忘れた頃に会費の請求が来たりする。

 私自身は楽天カードを最も頻繁に使っているが、これでも失敗談が少なくとも2回ある。

 1つは、一緒に申し込んだETCカードも無料であると思い込んでいたことだ。今年の2月の請求書に年会費525円の請求があって初めてこれに気づいた。私は、JAF楽天KCカードにも入っているのだが、こちらのETCで申し込んでおけば525円を取られないで済んだ。今年の秋に会費無料のほうに切り替える予定。

 もう1つは昨年の2月あたりから、利用代金請求明細書の郵送を受けると毎月80円ずつ取られるようになったことだ。このことは、実施から半年ほど経った時に明細書を眺めていてやっと気づいた。e-NAVI明細サービスはもっと前から利用していたのだが、うっかり明細書郵送チェック欄にチェックを入れていたようだ。

 ということで、とりあえず思いつくままに、私自身の無料サービス利用状況を点検してみた。

 次回に続く。