じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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§§ 野口さん搭乗の国際宇宙ステーションを初めて見る

 1月25日の17時52分〜55分頃、野口さんが長期滞在を続けておられる国際宇宙ステーションが岡山のほぼ真上を通過した。こちらの情報によれば、17時53分に南方向・仰角78度で見え始め、17時55分30秒に南東の地平線方向に消えていった。見え始めの頃の明るさはマイナス3等級以上はあったと思うが、ぶれてしまってうまく撮れなかった。写真は、南東の空に沈む前、いくぶん光を失ったあとに撮影したもの。

 なお1月25日夜は月がプレヤデス星団を通過する星食が見られるという。アストロアーツの情報によれば、
「すばる食」は2006年から何度も起こりました。月の通り道は18.6年周期で変化しているので、およそ19年ごとにすばる食が見やすいシーズンがやってくるのです。しかし、2006年に始まったシーズンも1月25日で見おさめ。今回を最後に、2024年まですばる食は見られなくなってしまいます。双眼鏡さえあれば比較的観察しやすい現象なので、お見逃しなく!
とのことである。2024年といえば私は70歳を超えてしまい、仮に長生きしていても視力が衰えて眺めることができなくなっているかもしれない。となると、私の人生では今宵が見納めか。


1月25日(月)



【小さな話題】

今年もまた、糸谷哲郎五段のスゴイ将棋

 日曜日の午前中、NHK杯 テレビ将棋トーナメントの一部を視た。この日の対局は
鈴木大介八段 VS 糸谷哲郎五段/解説:片上大輔六段
という異色の対戦であった。

 糸谷哲郎五段のスゴイ将棋については2008年11月2日の日記でも取り上げたことがあった。早指しのスピードもスゴイが、あまりにも型破りで、間違えて指しても「これは新手ではないか???」と相手をびびらせてしまうところがまたスゴイ。しかも、国立大に進学した初めての現役プロ棋士であり、ハイデガーを研究しているというのだから、なんだかワカラナイけれどとにかくスゴイ。

 今回はまた、鈴木大介八段が相手ということで、これまた興味をそそられた。しかも、解説の片上大輔六段は、将棋界では初の現役東大生プロ棋士であり、また、初の東大卒プロ棋士として知られており、これまたスゴイ。そして、実際の将棋のほうも、なんだかよくワカラナイ糸谷流が冴えた一戦であった。

 ところで、トーナメント表によれば、糸谷五段は、第2戦目で谷川九段に快勝したとか、昨年5月24日の対戦であったそうだが、残念ながら見逃してしまった(←過去日記をチェックしたところ、この日は第26回全国都市緑化おかやまフェア、そのあと、「宇宙船シリカ」のピロとネリに47年ぶりに対面という記念すべき日であり、やむを得なかったとは思う)。

 でもって糸谷五段の次の相手は森内俊之九段であるという。2008年の対戦の時は、森内九段に完全に力負けしたことを記憶しているが、今回はどうだろうか。どっちが勝っても、11時半までに勝負がついてしまうのは確実だろうなあ。