じぶん更新日記

1997年5月6日開設
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 「宇宙船シリカ」のピロとネリに47年ぶりに対面

 日曜日は緑化おかやまフェアで西大寺に出かけた。帰りがけに旧・邑久町(現在は瀬戸内市)にある 邑久郷土資料館・竹田喜之助記念室を訪れる。ここには、私が小学校の頃に熱中していた宇宙船シリカの人形が展示されており、一度は見たいと思っていた。

 なお、宇宙船シリカについては などで取り上げたことがある。

 館長さんから直接説明をしていただいた時、宇宙飛行士の土井さんが、宇宙船シリカを視て宇宙飛行士への夢を膨らませたというような話を伺った。土井さんは私とは世代が異なるので、宇宙船シリカが放送されていた頃にはまだお生まれになっていなかったのではないかと一瞬思ったが、ネットで検索したところ土井さんは1954年のお生まれであり、小学校低学年の頃にこの番組をご覧になっていた可能性が高いことが確認できた。なお、土井さんが1997年11月23日、宇宙軌道上のスペースシャトル「コロンビア号」にて目覚まし用の曲としてリクエストしたのは「宇宙船シリカ」ではなく、その後に放送された「銀河少年隊」の主題歌であった。

 「宇宙船シリカ」の放送終了日は1962年3月27日であるというが、春休みで旅行中だったせいだろうか、残念ながら最終回は視ていない。ウィキペディアの当該項目を読んで「最終回は、ピロが地球に帰って大学へ入るので宇宙探検は終了、ネリとボブが結婚するという設定であった。」ということを初めて知った。あの宇宙船には、姉と弟、姉の恋人の3人が乗船していたことになるが、今考えるとこれってずいぶん奇妙な人間関係であったようにも思う。



5月24日(日)

【ちょっと思ったこと】

大相撲とマンホールチルドレン

 大相撲夏場所・千秋楽は、白鵬と日馬富士が朝青龍と琴欧洲にそれぞれ勝ち、優勝決定戦のすえ、日馬富士が「下手投げ」で白鵬に勝って初優勝を決めた。14日目を含めて、結びと結び前の2番は、白鵬、朝青龍、日馬富士、琴欧洲という外国人力士だけの対戦となっていたが、なかでもモンゴル出身力士はスゴイ。このほかに、3月場所に引き続き2場所連続で3度目の技能賞を受賞した鶴竜関もモンゴル出身であり、今後の大活躍が期待されている。

 ところで、モンゴルというと、少し前、NHKで、モンゴル・ウランバートルのマンホールで暮らしていた「マンホールチルドレン」を長期にわたり取材した番組を再放送しており、DVDに録画したものを視る機会があった。モンゴルは2007年8月に一度旅行したことがあったが、この美しい町で、いまなお苦しい生活を強いられている人たちが居るということは全く知らなかった。今年の2月、ウランバートルで北海道富良野市出身の日本語教師、鈴木千恵さん(38)が殺害された時にも、逮捕されたホームレスの男は鈴木さんの携帯電話と現金3万ツグリク(約1700円)を奪ったと供述していると聞き、わずか1700円のために人の命を奪うとは何たることか、そんなヤツは即刻死刑にしてしまえばいいと思ったところであったが、
男は2004年にモンゴル東部ヘンティーからウランバートルに移り住んだが、最近は仕事がなく、空き瓶などの廃品回収をしていた。
という記事と、先日DVDで視た「マンホールチルドレン」の生活ぶりを重ね合わせてみると、社会的要因がさまざまな犯罪の温床となり、時には、善人であった人を犯罪者に変えてしまうこともありうるのかなあと複雑な気持ちになった。

 上述のマンホールチルドレンの番組で私が若干気になったのは、取材スタッフがどのように関わっていたのかという点であった。取材をする以上は、当事者に何らかの謝礼を渡すのが当然であると思うが、わずかの謝礼でも、彼らにとってはその後の将来を変えてしまうほどの大金であったかもしれない。さらには個人情報保護という問題もあるし、過剰演出という疑いが無いわけでもない。こういう疑問は当然私一人だけのものではないと思って検索したところ、こちらに、私が気づいたこと以上に詳細にわたっていくつかの疑問点を挙げておられるサイトがあることが分かった。

 この種のドキュメンタリー番組では、事実をありのままに伝えるということにはいろいろな障壁があるに違いない。だからこそ、事実の紹介ではなくて、映画やドラマで現代社会の問題の一面を鋭く暴き出し世間に投げかけるという手法が必要になってくるのであろう。