じぶん更新日記

1997年5月6日開設
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 2009年版・岡山大学構内のキノコ(10)大雨でオオシロカラカサタケ再出現

 昨日の日記でも取り上げたように、7月の岡山は雨が多い。昨日の日記では
  • 岡山市の7月の降水量は7月24日までに221.5ミリ
  • 6月と7月を合わせると295ミリとなり、月末までには平年の301ミリを上回りそうな気配。
と書いたところであったが、7月26日朝の時点ではさらに増えて、7月の降水量は250.0ミリ。また、6月と合わせた降水量は323.5ミリで平年の合計値301ミリを超えた。

 こうした雨のおかげで、またまたオオシロカラカサタケが出現。写真上は文学部前の芝地。写真下は農学部農場の田んぼの近く。写真下の撮影地では7月7日頃にも大規模な菌輪が出現しており、この夏2回目となっている。文学部前のほうも、小規模ながら7月上旬に菌輪が出現しており、やはり2回目。



7月25日(土)

【思ったこと】
_90725(土)[一般]続・地デジ移行のウソホント(9)地デジ移行まであと2年(2)録画機問題とNHKオンデマンド

 7月11日の日記の続き。

 地上デジタル放送への完全移行まであと2年を切った。各種報道によれば、7月24日午前には、石川県珠洲市と能登町の一部で、全国初となるアナログ放送の「休止実験」が約1時間にわたって行われた。また東京都内では「デジタル放送完全移行推進の集い」が開かれ、全裸泥酔騒動で番組出演を自粛していた草なぎさんが「地デジ推進メーンキャラクター」に復帰することになったという。

 地デジ移行にあたっての問題点としては、地デジ放送用の受信機の普及率が依然として低い(3月末で60%)のほか、一部で視聴困難地域があること、集合住宅でのアンテナ未整備などがあると聞くが、私個人としては
  1. 家庭内で複数の部屋にアナログテレビを置いている場合
  2. 手持ちの録画機では地デジ番組の録画・再生ができなくなること
が、大きな問題であるように思う。

 上記の1.に関して言えば、居間などにある大型テレビを地デジ対応薄型に買い換えるだけで済むならば比較的早く普及するとは思うが、寝室や子ども部屋などのテレビをすべて薄型に切り替えるというのは相当にお金がかかるのではないだろうか。

 上記2.の問題は、テレビ番組をどのように利用しようとするのかによって深刻さが異なる。単に視るだけでよいという娯楽目的であるならば、録画機は不要である。しかし、
  • 旅行など外出中に放送される番組をぜひ視たい
  • 教養番組を録画しておいて、繰り返し視たい
  • 英語学習のため、二カ国語放送を録画しておきたい
といった場合には録画機が欠かせない。しかし、そのためには、地デジ対応の録画機を購入しなければならず、その負担は、DVD録画機で3万円以上、ブルーレイディスクレコーダーで6万円以上(←ネット販売ではもう少し安いものもあり)となり、薄型テレビと合わせて買うと相当な額となる。最近では、HDD内蔵の薄型テレビも売られていると聞くが、HDD容量などはすぐにいっぱいになってしまう。




 ところで、NHKに限っては、録画ができなかった「見逃し番組」は、NHKオンデマンドでも視聴することができる。しかし4月30日の日記にも書いたように、私自身は、1か月契約しただけでさっさと解約してしまった。こちらの記事(7/6付け)にも記されているように、このオンデマンドは、スタートから半年経った時点ではかなり苦戦している模様である。

 オンデマンドの苦戦の原因について、私自身が思うのは、
  • 値段が高い(CPRM対応のDVD-Rで録画したほうがはるかに割安)
  • 画質が悪い(地デジの鮮明画像に比べると格段に劣る)
  • 見逃し番組の場合、期間がすぎると視られなくなる(何ヶ月か経ってから視たいと思っても視られない)
といった点である。画質が地デジの標準画質程度に向上し、かつ、何年経っても視られるという保証があるならば、そもそも、DVDにダビングするというような、部屋の場所ふさぎになるようなことはしない。