じぶん更新日記

1997年5月6日開設
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§§ 2009年版・岡山大学構内のキノコ(7)どっしりとしたキノコ

 毎年、本部棟近くの林の中で見かけるが種名は不明。


7月11日(土)

【ちょっと思ったこと】

学会年次大会に参加できず

 6月21日の日記で、7月10日から12日に筑波大で開催される学会・年次大会に参加できそうもないと書いた。完全私費参加であれば不可能というわけでもなかったが、13日には分担授業開始、14日に津山出張、15日には長時間会議、16日に松江出張、というように日程が目白押しで体力的にも難しいと判断し、欠席させていただくことになった。日曜日は、リポートの採点と授業準備で一日を過ごすことになる。

【思ったこと】
_90711(土)[一般]続・地デジ移行のウソホント(8)地デジ移行まであと2年

 2011年7月24日の地デジ完全移行(アナログ廃止)まで、いよいよあと2年となってきた。

 NHKが6月末現在のデジタル放送の普及状況(速報値)によれば、
  • 地上デジタル放送受信機は6月単月で約157万台増加して累計約5224万台。地上デジタルチューナー内蔵PCは累計約153万台(JEITA発表値/5月末現在)、合計約5377万台。
  • BSデジタル放送受信機は6月単月で約149万台増加して累計約5400万台。ケーブルテレビでデジアナ変換して視聴している世帯約129万世帯を合わせると約5529万件。
になっているという。リンク先の表のの数値は一部、分からないところがある。まず、合計の台数や件数ではBSデジタル放送受信機のほうが、地上デジタル放送受信機よりも多くなっている点。BSデジタル放送が受信できる機械は地上デジタル放送も受信できるので、地上デジタルの台数・件数のほうが多くなるはずである。単純に数値比較すると、地上デジタル放送が受信できないBSデジタル放送受信機が存在することになる。それともBSデジタル放送受信機の台数・件数は、両者がいずれも受信できる受信機という意味で集計されているのだろうか。

 もう1つの疑問は、この集計だけでは、アナログ受信しかできないブラウン管テレビの台数が分からない。全体の何%普及しているのかを読み取ることができない。




 さて、将来利用できそうな記録をいくつか残しておくと、薄型テレビと地デジ対応録画機の価格はおおむね以下の通りとなっている(7月11日朝の新聞折り込みチラシより)。
  • 19インチ薄型:3万円台
  • 32インチ薄型:7万円台
  • 37インチ薄型:12万円台
  • 42インチ薄型:15万円台
  • 46インチ薄型:20万円台
  • 52インチ薄型:37万円台
  • 地デジ専用DVD録画機(BS受信できず):3万円台
  • ブルーレイ録画機:6万円台
  • CPRM対応再生専用機(HDMI端子なし):6千円台
 ネット販売では、これよりさらに安くなっている場合がある。

 上記のチラシを見る限りでは、大型液晶テレビの価格はあいかわらずかなり高額になっている。何十万円も払うくらいなら、室内の壁に白いシーツでも張って、HDMI対応のビデオプロジェクターで投影したほうが迫力があるのではないかと思う(もっとも、部屋を暗くしないとうまく映らないし、プロジェクターのランプのランニングコストもかかるのであまり一般的とは言えない)。




 録画機では、DVD専用機に比べてブルーレイ録画機の価格が値下がりしてきたという印象を受けている。ブルーレイディスクのほうが1枚あたりの容量が大きく、高画質のままでダビングできるというメリットがある。

 新聞折り込みチラシを見た限りでは、録画用ブルーレイディスクの価格は、1枚あたり300円〜400円前後となっていた(BD-R)。いっぽう、CPRM対応のDVDディスクは、ケース無し50枚入りで1700〜2000円程度となっている(DVD-Rの場合)。1枚あたりでは30〜40円前後であり、ブルーレイの1/10。容量はブルーレイの25GBに対してDVD-Rは4.7GB、つまり1/5程度なので、1GBあたりの価格に直すとDVD-Rのほうがまだまだお得ということになる。

 それと、ダビングしたディスクをジャンル別に保存しようというような場合、ブルーレイでは容量が大きすぎてジャンル別の細かい分類に適さないというデメリットがある。1枚のディスクにはせいぜい5タイトル程度であったほうが利用しやすいと思う。

 不定期ながら、次回に続く。