じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



2月のインデックスへ戻る
最新版へ戻る
[今日の写真] 大学構内の空き地に咲くヒマラヤユキノシタ(ヒマラヤ雪の下)。子どもの頃から実家の庭でお馴染みの花であったが、今回写真を撮った時には、花の名前を思い出すことができなかった。ネットで検索してやっと判明。



2月3日(金)

【ちょっと思ったこと】

DVDディスクで映像を保存することのリスク

 2003年10月11日の日記で「さらばVHSビデオ」と題して、手持ちのVHSビデオをすべてDVD化する計画を開始した。その後DVD-Rでは二カ国語放送が録画できないことに気づき、また、ハードディスク付きのDVDデッキなどを買い、過去にVHSで録画していた映像については

●シルクロード、世界遺産、秘境探検などのなど海外取材番組はDVD-R
●映画やドラマなどの二カ国語放送はDVD-RW

という形で保存を進めていた。

 ところがつい最近になって、DVD-Rに保存した映像の一部を教材用に編集しようとして、重大なことに気づいた。

いったんファイナライズ処理したDVD-Rディスクの映像は二度とハードディスクに戻すことができない

ということを知らずにいたのである。

 念のためDVDデッキのマニュアルを読んでみたところ、確かに
  1. DVD-RやDVD-RWに保存した映像は、ファイナライズしないと他のデッキ/パソコン等では視ることができない。
  2. いったんファイナライズ処理したDVD-Rは二度とハードディスクに戻せないし、ダビングもできない。
  3. いったんファイナライズ処理したDVD-RWは、ファイナライズを解除すればハードディスクに戻せる。但し、他のデッキ/パソコン等では視ることができない。
と書かれてあった。

 詳しい経緯は分からないが、おそらく著作権保護の観点から、むやみにダビングが行われるのを防止する目的でこういう仕様になったものと推測される。

 この点は理解できるのだが、例えば、ホームビデオとして撮影した映像はどうなるのだろう。私のところには、子どもたちが小さい時に8ミリビデオやVHS-Cで写した映像がある。8ミリビデオで撮影したものはその後VHSにダビングしてあるが、いずれVHSデッキが製造中止にでもなれば二度と再生できなくなってしまう。そこで、とりあえずDVD-Rに残そうとしたのだが、ダビングができないとなれば、もはや編集はできないし、子供が独立した時にもう1枚ダビングというわけにもいかない。

 ではDVD-RやDVD-RWをファイナライズせずに保管しておいた場合はどうか。この場合は、いつでもハードディスクに戻して編集が可能ではあるが、怖いのはデッキが壊れてしまった時である。その瞬間にファイナライズしなかったディスクはすべて再生不可能状態に陥ってしまう。

 おそらく何らかの救済方法があると思うのだが、皆さんはどうされているのでしょう。それとも私は何か誤解しているのだろうか。掲示板等でお教えいただければ幸いです。