じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

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[今日の写真] [今日の写真] [今日の写真] [今日の写真] 大学の自転車置き場に生息していた野良猫たち。その後、この近辺で猫に給餌することを禁止する掲示が出され、10月以降はこのような光景は見られなくなった。



10月7日(金)

【思ったこと】
_51007(金)[一般]公共的空間で動物とふれあうことの難しさ

 10月7日の昼食時に視た「きょう発プラス」という番組で、大阪・淀川で急増している野犬の問題を取り上げていた。途中から視始めたため経緯はよくわからなかったが、内容や映像は先月26日にMBSで放送されたものの要約紹介であったようだ。MBSの9月26日放送記録をご参照いただきたい。

 番組でも指摘されたように、野犬が増えたことの根本問題はペットの犬を捨てる人にある。捨てられた犬は河川敷で暮らすホームレスの人たちが世話をするようになる。といってもホームレスの人たちはお金が無いので、近くの愛犬家が餌やりなどのサポートをするようになる。犬たちは不妊手術を受けていないので、子犬が生まれどんどん増えていくことになる。人間に危害を加える犬もいれば、狂犬病の恐れもある。といって、捕獲された犬は、引き取り手がなければ4日で処分されてしまう。なかなか難しい問題だ。




 このニュースを聞いて、岡大構内の野犬や野良猫たちのことを思い出した。岡大構内にはかつては「岡大犬(おかだいけん)」と呼ばれる野良犬が生息していた。しかし、捕獲されたのか死亡したのか、ここ5〜6年は全く姿をみかけなくなった。

 それに代わってよく見かけるようになったのが野良猫たちである。この日記では2001年10月24日の日記に最初の写真が掲載されていた。もっともずっと同じ猫たちが住み着いているわけではない。2004年10月1日の日記には、ゼンゼン違う模様の猫たちが写っている(←本日、この頁の上のほうに掲載した写真は、この4匹のうちの前から2番目と4番目の猫)。

 野犬と違って野良猫は、噛みつくなどの危害を及ぼす恐れがないためか、組織的に捕獲・処分されるようなことはない。そのいっぽう、大学構内では弁当の残りなどを与える学生も多いので、同じ場所に住み着くようになる。そうすると、当然、子どもを産む猫も出てくる。放っておいてはかわいそうだということで世話をする学生も出てくる。いっぽう、大学管理者のほうも、いつまでも黙認できないというわけで、餌やり・世話禁止の掲示を出すことになる。野犬問題ほどではないが、野良猫問題もそう簡単には解決しない。




 ちなみに、この写真にもよく出てくるメス猫については、子育てが一段落したあと、有志が募金を集めて不妊手術を行っている。学生の中には、猫を撫でることが癒しになっている学生も少なくないので、衛生管理上問題の無いような場所で適度に餌を与える程度のことは認められていいのではないかと思っているが、中には、大学構内に猫が1匹でも存在することを快く思っていない教員もおり、ある程度妥協をはかりながら、目立ちすぎない程度にふれあっていくのが最善であるように思う。