じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

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[今日の写真] [今日の写真] 時計台近くのハハコグサ(5月8日撮影)とチチコグサ(5月24日撮影)。あるサイトに「ハハコグサは人里近くどこでも見られるが、チチコグサはそれほど多くない。」と描かれてあったが、大学構内では、ハハコグサは滅多に見られない。いっぽうチチコグサのほうは、写真右にあるように、芝地を覆い尽くすほどの勢いで群生している。


5月24日(火)

【ちょっと思ったこと】

ノーネクタイとノー灰皿

 少し前のニュースになるが、政府は4月28日の閣僚懇談会で、地球温暖化防止のための京都議定書の発効を受け、6月1日から4か月間、閣僚や官僚が原則として「ノーネクタイ・ノー上着」の軽装で執務することを申し合わせた。また、国会でも衆参の議院運営委員会の理事会で25〜26度だった冷房を28度に上げ、委員会でのノーネクタイ、ノー上着を認めることとなっている(ただし、本会議は「品位」を重んじるとして上着、ネクタイを着用しなければならないという)。

 6月3日の閣議では全員が軽装で臨む予定であるが、これを受けて細田官房長官は5月24日の記者会見で、デパートで1万円で買った水色のシャツ姿を披露したという(こちらに関連記事あり)。毎日インタラクティブのアンケート途中経過などを見てもノーネクタイに好意的な意見は多く、このまま定着するのではないかと思われる。

[写真]  そのいっぽう、私が依然として気になるのが国会内の灰皿である。5月24日18時56分発のNHKオンラインニュースには自民・公明の国会対策委員長会談の映像が掲載されているが、テーブルの真ん中にあるのはどう見ても灰皿だ。また、写真右は「郵政法案 与野党対立解けず」という別のニュースの映像の一部であり、座席数が多く、また陪席者も多数写っていたことから公的な理事会か委員会の様子ではないかと思われるが、やはり灰皿が映っていた(赤丸内)。

 この件に関しては など、私の日記でもたびたび取り上げているところである。最近のニュース映像を注意深く眺めていると、国会内の施設の中にも依然として灰皿が設置されているらしいことがわかってきた。健康増進法のもとで、いまなお、受動喫煙への配慮がないとは信じられないことだ。それとも単なるインテリアとして灰皿を置いているのだろうか。




 もとの話題に戻るが、私個人は、ネクタイの有無が「品位」や「礼儀」に影響するとは全く思っていない。但し、年度初めの委員会、対外的な公式行事、入試監督、面接試験の場などでは、ちゃんと着用することにしている。そういえば、25日昼には、文学部案内用の写真撮影をすることになっている。昨年の写真はこんな感じ(私は、後ろの列の左から2番目)。今年もノーネクタイが主流となるだろう。