じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

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写真はこちらに移動しました。
 ナムチャバルワ峰(7782m、但し7762mと記された資料もある)を仰ぎながらトレッキングを楽しむ同行者。トレッキング地の標高は4600m前後。

 こちらに記されているように、地質学的なヒマラヤ山脈は、「東端のナムチェバルワから西端のナンガパルバット迄の長さ2400km、幅200−300mの山脈」と定義されており、ナムチャバルワはヒマラヤの最東端に君臨している。こちらには1992年10月30日初登頂の記録がある。

 なお、ヒマラヤ最西端のナンガパルバットの写真は、こちらの17番にあり。また、ヒマラヤ山脈の本当の終端はこの記事の中のこの写真にある。


1月8日(土)

【ちょっと思ったこと】

マックホルツ彗星と明け方の空その後

 1月8日の夜も、マックホルツ彗星を双眼鏡で確認することができた、1月7日夜から1日のあいだに大きく移動していることに驚いた。ぼんやりではあるが、ニンジン状に尾が広がっているのも見えた。

 いっぽう、翌1月9日早朝は、雪雲の合間から、月齢27.7の月と金星、水星を眺めることができた。東の空の地平線からは、月、金星、水星の順となっており、期待していた「水金月火木土」の並び方(太陽から近い順)に見ることはできなかった。当面、「火木土」の位置関係は変わらないので、再び明け方の東の空に月がまわってくる来月2月6日前後には正真正銘の「水金月火木土」を眺めるチャンスがありそうだ。但し、1月に比べると水星と金星はかなり低くなっており、朝霧にかき消されてしまう恐れも大きい。

【思ったこと】
_50108(土)[一般]今さらながら新年の抱負など(1)

 年末年始はほんらい、過去1年間をじっくりと総括し、新年の決意を策定する時期にあたるのだが、3年続けて海外旅行に出かけているせいもあって、じっくりと考えるまもなく、1月早々の慌ただしさの渦に巻き込まれてしまうことが多いように思う。そういう意味では、土曜日から月曜日(成人の日)までの三連休はまことにありがたい。

 さて、新年の抱負を述べるにあたって考えておかなければならないのは、自分はすでに知力、体力のあらゆる面において下降線をたどりつつあるということだ。

 最近特に目立っているのが老眼の進行である。少し前まで「1.5」の度数を使っていたが、その後「2.0」、そして最近では「2.5」でないとはっきり見えないようになった。これで困るのは、老眼鏡が無いと、
  • 自転車の番号鍵を開けることができない
  • 食料品の賞味期限を確認することができない
  • デジカメのマニュアル設定を変えることができない
  • ノートパソコンの画面がよく見えない
  • クレジット支払いのサインをする場所が分からない
などなど。もはや老眼は身体器官の一部というべき必需品である

 記憶力、とくに新しいことを覚えるのも苦手となった。今度のチベット旅行にはツアーリーダー(添乗員)を含めて14名の参加者があったが、2〜3名を除いて最後までお名前を覚えることができなかった。山の名前や地名も(発音しにくいせいもあるが)殆ど覚えていない。





 ここ3年ほど海外のトレッキングに参加する回数を増やした一番の理由は、実は体力の衰えを感じるようになったことにある。私の周辺にも、ギックリ腰になったり各種更年期障害に悩まされている同僚が複数いるが、いったんそうなってしまえば、それ以後終生、5000m以上の高所や、(低所であっても)長い道のりのトレッキングを楽しむことはできなくなる。周囲を多少煩わせても、行かれるうちに行っておきたいという気持ちが歳を取る毎に強くなってきた。

 もっとも、海外トレッキングの行き先などは、欲を出せばきりがない。昨年8月にウユニ塩湖を訪れたことで、「生涯、何が何でも行ってみたい」と思う場所は尽くされたとも言える。これからは、もう少し気楽に構え、

●行かれる条件が揃ったら行ってみてもよい。但し、(旅行が)催行中止ならそれもよし。

という程度で、参加していきたいと考えている。




 さて、肝心の仕事関係の新年の抱負であるが、時間が無くなったので次回に。