じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
この季節の私の楽しみは、建物内に入ってくる美しい模様の蛾を見つけることだ。図鑑で調べたところ、「カンパクヒトリモドキ」に似ているように見えたが、そのような種類はインド北部からフィリピンのみに棲息しており、国内にはいないはず。どなたか正しい名前をお教えいただければ幸いです。 |
【ちょっと思ったこと】
今年の中秋の名月はどこが珍しいか? 移動性高気圧に覆われカラッと晴れた一日。夕食後の散歩時、鰯雲の間から月齢11の月が見えた。このことで思い出したのだが、今年の中秋の名月(9/21)はちょっと珍しい月が見られるという。それは何かと言えば、 中秋の名月の日に満月を迎える ということだ。正確には21日の22時59分に満月となる。 「中秋の名月(旧暦8月15日)=満月」というのは当たり前のようでじつは一致しないことが多い。
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【思ったこと】
_20918(水)[教育]学内研修会(中編)カリキュラム改革、コース評価 昨日に引き続いて、9/13に行われた学内研修会の報告・感想。今回は、私が座長をつとめた「カリキュラム改革(副専攻、コース評価などを含む)」の分科会の報告。 分科会では、まず私自身が、今回のフォーラムは中期的な展望を語り合う目的であるので、実現性の有無に関わらず何でも出し合い、それを実現するためにはどういう条件を揃える必要があるかとうい形で議論してほしい、それゆえ、多少「過激な」私見も述べたいと挨拶した。 引き続いて私自身の話題提供。その概略は、
まず、2001年1月23〜24日に行われた「カリキュラムに求められる大学の教育力」(2001.1.23.大学セミナーハウス)[こちらに参加報告あり]でこれは参考になりそうだと思った言葉をいくつか引用させていただいた。その中でも特に強調したのは、絹川館長(ICU学長)の次のようなお言葉[いずれも、長谷川による要約引用]。
3番目はコース評価の重要性についての話題。学生による授業評価アンケートで「この授業は分かりにくい」という声が出たとしても、その原因として
このような意味からも、「ティーチング評価」とは別に「コース評価」を実施していく必要があるのだが、詳細な自己評価報告書を提出させても自己弁護の作文に終わってしまう恐れがあるし、また時間的負担も膨大なものになる。それゆえ、健康診断で精密検査を行うように、客観的に問題点が明らかなコースに対して、重点的に外部評価を導入していくことが望ましいのではないかと考えられる。ここでいう問題点とは、
上記のようなことは自分の学部の教授会でもたびたび発言しているのだが、あまり好感されていないようだ。しかし、独立行政法人になれば、私が言おうが言うまいが、かならずそういうものが求められることになるはずである。次回は、副専攻設置の意義について記す予定。 |