じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Y.Hasegawa

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[今日の写真] モミジの種。葉がすっかり落ちてあたりの景色が明るくなった。





12月22日(土)

【ちょっと思ったこと】

52万800円

 文部科学省は21日、2003年度からの国立大学授業料を年間52万800円に決まったと発表したという。原案内示の3万6000円アップが2万4000円アップに圧縮されたということだが、それにしても、いまの世の中で値上げできるものはそうざらにはあるまい。ちなみに私が大学に入った時の授業料は年間で1万2000円、大学院の時が3万6000円だった。

 大学では毎年30〜40単位の授業を受講することになる。ということは1単位あたりで1万3000円〜1万4000円。講義の場合は半期15回(1回90分)が2単位換算なので、講義1回につき受講料1800円を支払っていることになる。バイトで苦労している学生なら時給との比較による有難味から、そう簡単に遅刻や欠席などできないはずだ。また、質の低い授業や教員の自己都合による休講に対してはもっと文句が出ていいのではないかと思う。上記の計算は施設使用や冷暖房の経費を考慮に入れてないので、実際の単価は半額ぐらいになるかもしれないが、「金を払って授業を受けている」ことを分かりやすく示す例としては使えそうだ。
【思ったこと】
_11222(土)[電脳]Windows-XPに手こずるわたし/「変わらんくん」ソフトいいかも

 いくらか時間ができたので、研究室用に新しく購入したパソコンの設定にとりかかった。この機種はWindows-XPプレインストールタイプとなっている。Windows-XPは、11/16に一度インストールに失敗しており、今回が初めての設定ということになる。

 プレインストールだからすぐ終わると思ったのだが、大問題が起こった。どうやっても学内LANからネットに繋がらないのである。WIndows-Meまでの時だったら、IPアドレス、ゲートウェイ、DNS、サブネットマスクなどいろいろな数値を入れればほんの3分で完了するはずなのだがどうしても受け付けてもらえない。マニュアル通りなのにどこが間違っているのだろう? Windows-Meの時までと違って「ホスト名」や「ドメイン名」を入れる場所が無いがどこなのだろう?などいろいろ迷う。で、苦闘の末にやっと気づいたのは、

●1394接続ではなくローカルエリア接続のほうを設定しなければならない

ということであった。「ローカルエリア接続」という言葉からプリンタやハードディスクの共有の設定だろうと思い込んでいたことが失敗の原因だった。

 次に旧機からソフトの移し替えを行う(旧機はいったんフォーマットし直してから別の目的に利用するため)。たいがいのはうまくできたが、ごく一部が「Win-NTにはインストールできません」というメッセージが出て失敗。だいぶ昔に、この警告を無視してインストールを強行する方法を教えてもらったことがあったが忘れてしまった。どなたかご教示いただければ幸いです。もちろん、強行しても正常に動作することが前提なのだが。




 その後、メモリの増設に取りかかる。増設作業済みで届くと思っていたのだが、業者は箱入りのボードを届けただけであった。これがなかなかはまらないため約1時間を要した。

 ということでなんとか作業は完了したが、今もってXPのほうがMeよりよいという実感がわかない。11/28の日記で「性能の向上よりもユーザー本位で持続可能な利用ができるパソコン」と書いたことがあったが、基本OSやアプリケーションソフトについても、バージョンアップやアップグレードのたびにあれやこれやと時間を浪費し、新しい機能を覚えるのはそろそろ終わりにしたいものだ。
  • ややこしい機能は一切不要。
  • ネット上では文字と写真(図やイラストを含む)だけを送受信
  • テキスト主体のワープロ、メイル、データ管理・検索だけができる
というシンプルだが、「いったん習熟すれば10年間は何も覚えなくても使える」という「変わらんくん」ソフトがあってもいいんじゃないかなあ。小手先のバージョンアップで収益を確保しようなどと考えず、「操作性は不変。低料金のサポートで収益確保」をめざすソフト会社もあったら高齢者や初心者には大助かりではないかと思う。