じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Y.Hasegawa

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10月5日(月)

後楽園のお月見に行ってきたので、10/5夜の執筆は短め。
【ちょっと思ったこと】
  • 10/6の朝日新聞岡山版によれば全国29の難読町村が島根県温泉津町で7、8日の両日に「第1回難読町村サミットinゆのつ」を開くという。記事には参加町村の漢字表記とその正解が掲載されていたが、正解できたのは、やはり、自分が住んだ町の近辺に限られる。私の場合であれば、長崎県の東彼杵町、岡山県の日生町、島根県の八束町、宍道町、広島県の御調町、戸河内町など。(←これらは、ATOKではちゃんと変換できる)。

    もっとも、今回参加した29町村だけが難読というわけではないだろう。留辺蘂、足寄といった北海道の地名や、「帷子ノ辻」、「太秦」など京都の京福嵐山線沿線の駅名などは、しばしばクイズネタになる(京都の地名と言えば、「先斗(ぽんと)町」、「烏丸(からすま)通り」、「修学院(しゅがくいん)離宮」なども、初めて訪れた人にとっては難読みたいだ。)。長崎県の長与町に5年間住んでいたが、隣町の「時津町」(「ときつ」ではなく「とぎつ」と読む。←ATOKでちゃんと変換できる)などは難読Top10に入るのではないだろうか。

    結局のところ地名の難読レベルは、その場所がどれだけ知られているかによって決まるものだろう。難読な地名は知名度によって決まるということだろう。
【夕食後の夫婦の散歩】27日目。
  • 自転車に乗って後楽園のお月見に(↓参照)。
【生活記録】
  • 十五夜恒例の後楽園のお月見に夫婦で行ってきた。岡山に引っ越して8年目となるが、初めての体験。夏の「祭祭まつり」「花火大会」見物...と、私もだんだん「岡山な人」になってきたようだ。
    • 子どもたちは留守番。夫婦で自転車に乗って19時40分過ぎに出発。20時5分頃、後楽園に到着。
    • 園内はもの凄い人出。芝生の上で弁当を食べる人たち、折り畳み式のテーブルを持参し、その上にススキと手製の行燈を飾ってのんびりと風情を楽しむ人たちなど。
    • 中央の池の周りを散策しながら、水面に月が映るポイントを探す。今年は、木星もくっきりと映っていた。
    • 芝生の一角では美星天文台が50cm反射望遠鏡や双眼鏡を設置して「不粋な月見」企画。満月に近い月のため、クレーターの陰が薄く、あまり見栄えはしなかった。どうせなら、近くの木星か土星を見せればよいのに。
    • そのあと、園内一角で琴や尺八の生演奏に聞き入る。途中で帰った人たちのおかげで、まことにラッキーなことに、池を挟んだ正面の芝生の最前列で、最後のの3曲を演奏を聴くことができた。1曲目は尺八の合奏。2曲目は師匠と思われる男性による琴の独演、これは以前にも聞いたことのある曲で、近くの人が「六段」とか言っていた。最後は「月の宴」という琴、尺八、鼓による総勢18人余りによる大合奏。いずれの曲も、ピアノでは再現できないような微妙な音程の変化があった。
    • 閉園間際まで園内を散策し、旭川の右岸沿いの道路を通って帰る。河岸の草むらの至る所でマツムシが鳴いていた。この近辺では、いろいろな秋の虫の中でもマツムシが際だって多いように思えた。
【スクラップブック(翌日朝まで、“ ”部分は原文そのまま。他は長谷川による要約。【 】部分は簡単なコメント。)】
  • “葬儀で配られる「清め塩」を廃止する動きが、各地の浄土真宗を中心とした仏教寺院や葬儀社の間で広まっている。”[10/6朝日新聞「こころ」欄]