じぶん更新日記・隠居の日々
1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 半田山植物園内で、アリの集団が蝶の死骸を運んでいた。集団であるにもかかわらず、アリたちの移動方向は一致しており、引っ張り合ったりせずに巣穴と思われる方向に向かっていた。
 アリの集団がどうやって力を合わせながら巣穴の方向にエサを運べるのか、については子どもの頃から疑問に思っていたが、ヒューマニエンスによれば、アリが大きなエサを運ぶ時には、運搬を担当するアリたちとは別に一見何もしていないように見えるアリたちがエサの周囲を囲んで動き回っており、その頻度や方向によって、巣穴に向かう最適な経路が決定できるとのことであった。動きが速くて写真ではうまく撮れなかったが、今回観察した場面でも、エサの周囲には多数のアリが動き回っており、「右往左往」のように見えるものの実はエサの運搬を巣穴に誘導する役割を果たしている可能性がある。

2023年8月1日(火)




【小さな話題】2023年7月の「じぶん更新」を点検する:「ビートルズ」「昆虫」「超変異」「らんまん」

 月単位で「じぶん更新」状況を点検する、という今年からの新企画。

 まず、日々の生活の持続の指標の1つであるウォーキングの歩数は、総歩数221586歩、1日あたり平均で71341歩となり、目安としている1日平均7000歩以上を上回った。
 7月は実質的な梅雨明けとも言える7月16日から猛暑日が続き、7月中の猛暑日の日数は8回を記録した。このこともあって7月後半は午前中にウォーキングを済ませ、午後はエアコンのきいた室内で過ごすことにした。
 6月に続いて、遠方には全く外出せず、休園日以外はもっぱら半田山植物園に通い、合計入園回数は27回(1月1日からの累計で148回)となった。それ以外に訪れたのは、牟佐・大久保のひまわり畑と、後楽園にそれぞれ1回のみ。

 新たに経験したこと、新たに知ったこと、といった意味での「じぶん更新」は以下の通り。
  • 映像の世紀バタフライエフェクト『ビートルズの革命』
    音楽には殆ど縁の無い私であったが、放送を通じて、ビートルズが当時の社会、そしてその後の時代の変化に大きな影響を与えたことがよく理解できた。
     ビートルズが活躍した時代は、若者には世界を動かすパワーがあった。それに比べると、今の若者は【←というと、オジサン談義になってしまうが】、特に今の日本の若者はすっかりおとなしくなってしまったような気がする。
     あと、バタフライエフェクトというのは結構いろんな場面に働いている。幕末でのちょっとしたバタフライエフェクトが明治維新の方向を大きく変えたとも言えるし、新型コロナのパンデミックも、初期の感染拡大はおそらくバタフライエフェクトによるものと言えるだろう。


  • 昆虫はなぜ海中に進出できない?
     虫は世代交代が早くしかも多産であるため、脊椎動物に比べると変異が起こりやすい。にもかかわらず、陸上から海中に戻った昆虫は全くいない(タガメやゲンゴロウのように淡水に適応した昆虫はわずかながら存在)。その理由としては、「昆虫は陸上で出現した時に酸素製の外骨格を作ったために、海中の生物がもつカルシウム製の外骨格を持った甲殻類に太刀打ちできない。」というのが有力らしいが、まだまだ分からないところがある。


  • 「“超・変異” 次の進化をたくらむDNA」
    『超・変異』というのは専門用語ではなく、番組が勝手に名づけたものであり、「小さな突然変異が積み重なって少しずつ変わっていき今の姿になった」という従来の進化のイメージに対して、「実はガラッと変わるものすごい変化が別にあった」という対比を強調するための呼称であるという。カルト宗教の勧誘員の中には、進化の基本概念を受け入れた上で、「単細胞生物から人間が進化したことは認めるが、偶然の変異の積み重ねだけでそれを説明するにしては進化のスピードは速すぎる。こうした跳躍的な進化は、神の意志や神が作った設計図がなければ起こりえない」と主張するものもいるが、今回紹介されたような『超変異』のプロセスが明らかにされることによって、そうした「神の関与」が出る幕はますます減っていくことになるだろう。


  • NHK朝ドラ『らんまん』の視聴意欲低下
    『純と愛』以来、久しぶりに視聴を開始した朝ドラであったが、最近はすっかり視聴意欲が低下してしまった。一番の理由は、このドラマを視るようになってから、私自身が見る夢の内容が、それまでのRPG的な内容【←どこかの新しい世界を探索するような夢】から、大学の研究室を舞台にした夢【←例えば、大学に行ってみたものの、自分の使える研究室がどこにも無かったというような夢】に変わってしまって、夜に夢を見る楽しみが無くなってしまったことにある。このドラマを見始めた一番の理由は私が好きな植物ネタがいっぱい出てくることにあったのだが、大学内の人間関係ネタなどは犬も食わない下らないものであって、この先どうハッピーエンドにつなげようとしても不自然な展開になってしまいそうな気がする。