じぶん更新日記・隠居の日々
1997年5月6日開設
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 岡山では8月18日の未明から雨が降り続き、午前2時台に9.5ミリ、午前3時台に10.0ミリ等を記録した。雷雲の通過による8月6日8月13日8月14日などの局地的な大雨とは異なり、今回の雨は前線によるもので、すぐには止まなかった。

 あくまで素人の考えだが、地球温暖化に伴う気候変動により日本近海の海水が高温化し、これまでの「初夏→梅雨→猛暑・晴天」というパターンに代わって、梅雨明けが不明瞭となり、夏じゅう、日本近海での熱帯低気圧の発生や、前線が停滞しやすいといった高温多雨型のパターンが起こりやすくなっているような気がする。


2022年8月18日(木)



【連載】最近視聴したYouTube動画「巨大数」(5)

 8月17日に続いて、

宇宙がいくつあっても足りない数!?「巨大数」を紹介【ゆっくり解説。2021年11月7日】

についてのメモと感想。

 動画では、グラハム数がクヌースの矢印表記のみでは表せない大きさであることから、さらに重ね合わせの操作を含んだ

64(4)

という形で表記できることが説明された。すなわち、
  • G(n)=3↑n3
  • G同様に(4)の「4」は、3↑↑↑↑3というように「↑」の数を表す。
  • 2(4)は、3の間に「↑」がG(4)本あることを示す。
  • 3(4)も同様。
  • 64(4)は、同様に64階建ての構造となる。
というような意味であるというが、私には理解できなかった。ウィキペディアではもう少し丁寧に説明されており、まず矢印表記については、n本の「↑」は、
  • x↑n1=x
  • x↑ny=x↑n-1{x↑n(y-1)}
というように再帰的に定義した上で、
G(n)=3↑n
というように関数G(n)を定義し、入れ子構造型に、

グラハム数G=G64(4)=G(G(・・・G(4)・・・))

というように表すことができると説明されていた。
 ウィキペディアによれば、G(2) までは関数電卓やパソコンでも普通に計算できるが、G(3) ですら既に3の累乗を7兆6,255億回以上繰り返した数であるため、現実世界の現象で例えることなど到底不可能な巨大数になっている。グラハム数を十進記数法を用いて印字しようとした場合(十分に印刷できる面積を持つ物体があるとして)、この全宇宙にある物質すべてをインクに変えても全く足りない」というものがある。しかし、その例えを使ったとしてもG(3)にすら満たない。 リンク先では他に、宇宙論で使われた最大の数(複数の宇宙の全質量を1個のブラックホールに圧縮しそれが蒸発した後に、ポアンカレの回帰定理に従い再びブラックホールができる時間)をaとすると、aですらグラハム数はおろかG(3) ともとても比較にならないことなどが記されている。但しこれほど大きな数であっても、末尾の数字はある程度計算できる方法が確立しており、十進数で表した時の末尾10桁は「2,464,195,387」であることが判明しているという。もっとも十進数というのは人間の指ががたまたま5本であったことに由来しているだけであって数学的にはそれ以上の意味は持たないと思われるので、末尾が「7」であるといっても別段「7」が神秘的であるということにはなりそうもない。

 なお、上記のところで、なぜ「3↑↑↑↑」というように「3」が使われていたが、なぜ「2」や「4」や「5」、などでなくて「3」なのか?という理由はよく分からなかった。もっとも「2」についてはハイパー演算における「2」の特異的な性質があるため「3」の代わりにはなりそうもない。

 次回に続く。