じぶん更新日記・隠居の日々
1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 10月17日の岡山は夜明け前から昼過ぎにかけて11ミリの雨が降った。写真はウオーキング中に見かけたカタツムリ。大触角には眼があるというが、正面から見ると角だけで、のっぺらぼうのような顔に見える。

2020年10月17日(土)



【連載】#チコちゃんに叱られる!「猫舌の原因」、「妻・嫁・女房・奥さん・カミさん・家内...」「闘うネコ3番勝負!」

 10月16日に初回放送された、NHK チコちゃんに叱られる!の感想と考察。

 この回は、
  1. なんで猫舌の人がいるの?
  2. 妻・嫁・女房・奥さん・カミさん・家内… なんで呼び方がいっぱいある?
  3. 働き方改革のコーナー:「闘うネコ3番勝負!」
  4. 唯我独尊ゲーム(前の人が言った言葉と全く関係のない言葉を言うゲーム)
  5. なんでシャツのボタンは男女で逆なの?
という5つの話題が取り上げられた。本日はこのうち1.から3.について考察する。

 まず「猫舌」の原因だが、番組では「食べ方が下手くそだから」と説明された。猫舌の人は、温度に敏感な舌の先端部分から飲食物を口に入れるためとても熱く感じる。これに対して、猫舌でない人は、舌が後方に移動した状態で口に入れる。その違いはMRI画像でもはっきり分かる。これは遺伝ではないので、練習すれば猫舌を克服することができる。
  • 「アール タベール」と発音した時の舌の形で食べれば猫舌にならない。
  • 歯ブラシを使って下の歯の裏を磨く。この感覚を覚えれば、舌が後ろに移動するので熱いモノにふれなくて済む。
なおこの練習は、一週間程度かけてゆっくりやらないと効果が出ないらしい。

 以上については特にコメントはないが、味の好みや感じ方も、舌の位置によって変わってくるとは思われる。




 2.の「妻・嫁・女房・奥さん・カミさん・家内…」については、「正しいのは「妻」だけ」と説明された。番組によれば、
  • 妻:日本でいちばん古い呼び方(古事記にも出現)。婚姻届けなどの公的文書でも「妻」「夫」という記載がある。
  • 嫁:鎌倉時代に出現。もともとは自分の息子の妻をさす。「良い娘→良い女(め)から変化。
  • 女房:平安時代に出現。身分の高い人が、使用人の女性のことを女房と呼んだ。
  • 奥さん:室町時代の「奥方」に由来。使用人が敬意を込めて呼ぶ言葉。
  • カミさん:もともとは目上の人を表す「上様(かみさま)」に由来。
  • 家内:明治時代、専業主婦のことを「家を守る」という意味で生まれた。
ということである。

 なお、「なんで夫のことを旦那って呼ぶの? 」については昨年10月にすでに取り上げられている。

 余談だが、私がWeb日記を始めた頃、日記猿人に登録しておられた各日記執筆者が配偶者のことをどう呼んでいるのか調べたことがあった【1998年2月14日の日記参照】。残念ながら、それぞれの日記執筆者のご事情やサーバー移転により、殆どがリンク切れとなっているが、皆様はいまどう過ごされているのだろうか。




 3番目の「闘うネコ3番勝負!」は、面白いというほどの動画ではなかった。面白いネコ動画は、カラパイアがオススメ。最近視た中で面白かったのは、 などなど。

 次回に続く。