じぶん更新日記

1997年5月6日開設
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 朝日に輝く岡大観音。この時期は8時過ぎに、太陽を光背に見立てた写真を撮ることができる。「岡大観音」というのは私が勝手につけた呼称。こちらの記事参照。


2015年01月21日(水)



【小さな話題】

ヨーコさんの言葉

 NHK Eテレの「ヨーコさんの言葉」がなかなか興味深い。1月4日の朝、妻の実家でテレビの電源を入れた時にたまたま放送されていたのがきっかけとなり録画予約を入れるようになった。見始めたのは第5話からであったが、幸いなことに、1月25日には第1話、その後も、第2話以降の再放送があるようだ。

 リンク先にも記されているように、ヨーコさんというのは絵本作家・佐野洋子さんのこと。2010年にお亡くなりになっているので、遺訓といってもよいかもしれないが、堅苦しい教えではなく、「こういう見方もあるのだ」という含蓄のあるヒントを与えてくれる。

 強いて納得しがたい点を挙げれば、喫煙を止めなかったことか。喫煙者は、喫煙が「好きなことをする」と思い込んでいるが、実は、ニコチン依存によって自由を束縛されている。タバコを止めればもっと自由になれるのに、そこまで踏み切れないだけのことだ。




大河ドラマ「花燃ゆ」の関連人物

 1月11日の日記で、「大河ドラマ「花燃ゆ」をいつまで見続けることになるのか」という話題を取り上げたところであるが、録画再生ながら、これまでのところ「順調に」視聴を続けている。

 このドラマでは、主人公のみならず、さまざまな関連人物の動向が気になるところである。フィクションとしてどう描かれるのかは不明だが、これを機会に、主要人物がどう生きたのか(死んだのか)をメモしておく。引用元は、ウィキペディアまたは番組サイト
  • 玉木文之進【杉文、吉田松陰の叔父、文化7年9月24日(1810年10月22日)ー明治9年(1876年)11月6日)】:明治9年(1876年)、前原一誠による萩の乱に養子の玉木正誼や門弟の多くが参加したため、その責任を取る形で11月6日に先祖の墓の前で自害した。享年67歳。
  • 杉百合之助【杉文、吉田松陰の実父、文化元年2月23日(1804年4月3日) - 慶応元年8月29日(1865年10月18日))】:安政6年5月(1859年)に松陰が江戸護送となると、藩職を罷免され万延元年(1860年)に家督を修道に譲るが、文久3年(1863年)に当職(国相府)内用方になり、盗賊改方を兼務する。慶応元年3月に辞職しほどなくして死去した。享年61歳。
  • 杉梅太郎【杉文、吉田松陰の実兄、文政11年1月15日(1828年2月9日)ー明治43年(1910年)11月11日】:明治4年(1871年)の廃藩置県の後は山口県権典事となって、明治11年(1878年)まで旧長州藩領の治政に携わった。明治13年(1880年)頃には松下村塾を再興。また修善女学校の校長となって子女教育にも邁進した。享年82歳。
  • 杉敏三郎【杉文、吉田松陰の実弟、聴覚障がい者。弘化2年(1845年)〜明治9年(1876)。】:明治9年病没、享年32歳。
  • 金子重之輔【吉田松陰とともに黒船に乗り込もうとする。天保2年2月13日(1831年3月26日) - 安政2年1月11日(1855年2月27日))】:黒船事件のあと萩へ送還され安政2年(1855年)、士分以下の者が入る岩倉獄で病没。享年24歳。
 維新の登場人物の中には、暗殺や自害を含めて、若くして亡くなった方が多いと思っていたが、明治維新ののち、平均寿命以上に長生きして世に尽くした人たちもおられるようである。