じぶん更新日記

1997年5月6日開設
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 萩市・松陰神社にある松下村塾と、1957年、世田谷・松陰神社近くにあった世田谷松陰幼稚園に入園するわたし。【本文参照】

 世田谷松陰幼稚園(学校法人松蔭学園松蔭幼稚園とは無関係)はその後廃止されたのか、ネットで検索しても見つからない。その跡地には世田谷区立世田谷図書館が建てられ、周辺の塀などにかつての幼稚園の面影を残していたが、リンク先によれば「世田谷図書館は、(仮称)世田谷地方合同庁舎への移転のため、平成26年5月30日から平成28年5月(予定)まで休館しています。」とのことで、この地からは移転される模様。また、このことを調べていて初めて知ったのだが、同じく、松陰神社の近くにあった世田谷区立若林中学校は、2011年4月1日に世田谷区立山崎中学校と統合し世田谷区立世田谷中学校となっていた。跡地活用のサイトも見つかったが、その後どのように進展したのかは不明。


2015年01月11日(日)

【思ったこと】
150111(日)大河ドラマ「花燃ゆ」をいつまで見続けることになるのか

 今年の正月、NHK大河ドラマ花燃ゆの第1回を、(録画再生ではなく)テレビの前に座って最初から最後まで視た。これまで大河ドラマには殆ど関心を持たなかった私が、初回から、それも、録画再生ではなくて、放送時間に合わせてテレビの前に座って視たというのは、人生始まって以来のことであった。

 といっても、年末にたまたま萩を訪れていたことがきっかけであって、作品そのものに特別の期待があったわけではなかった。

 年末の帰省の途中、中国道の美祢にさしかかったところで小郡萩道路の案内板があり、天気も良かったのでちょっと萩に立ち寄ってみようかということになった。さらに途中の道の駅「萩往還」で、これもたまたま松陰記念館に立ち寄り、松陰神社松下村塾を訪れてみようということになった。2015年に萩ゆかりの大河ドラマが放送されるというのは、その時まで全く知らなかった。

 大河ドラマのほうは、現時点では日曜日放送の第2回まで視た。杉家の家(セット)のつくりは吉田松陰幽囚旧宅によく似ていて懐かしさをおぼえたが、さて、私がハマったドラマの一作品に加えられるほどに熱中できるかどうかはいまいち不透明である。

 その理由として、まず、楫取美和子(杉文)という人物がなぜ主人公なのかイマイチ分からないことにある。ウィキペディアのリンク先を見ても
楫取 美和子(かとり みわこ、1843年-1921年)は、江戸時代末期(幕末)から大正時代にかけての女性。幕末の思想家・吉田松陰の妹。松陰門下の久坂玄瑞に嫁いだが、禁門の変で久坂が自害して未亡人となる。後に実姉の元夫で群馬県令や貴族院議員を歴任した楫取素彦と再婚してこれを支えた。
と記されている程度で、かつての人気を呼んだ大河ドラマ天璋院篤姫のような、歴史上重要な役割を果たした人物ではなさそう。いっぽう、その生涯がある程度分かってしまっているので、「冬ソナ」、「純と愛」、「屋根部屋のプリンス」などのような、次回にどういう展開になるのか全く予想がつかないというワクワク感もない。
キャッチコピーは「幕末版男はつらいよ」(←吉田寅次郎が車寅次郎で、杉文はさくら役?)、「イケメン大河」「セクシー大河」「幕末男子の育て方」が挙げられている。また土屋勝裕チーフプロデューサーは学園ドラマ、ホームドラマであると言っている。
とあるが、もしそういう内容であるとすると私の好むドラマではなさそう。

 さらにネットで検索したところ、こちらに、

●「吉田松陰の妹なんて知らないよ」「幕末を描けるのか」…新大河『花燃ゆ』主人公めぐる“困惑”と“自信”

という記事が見つかった。また、アンテナ経由で拝読しているクリタさんも批判的なコメントを出しておられた。いずれの記事においても、批判的内容には納得できる部分が多い。

ということで、現時点では2回目までを録画しているところだが、もともと萩観光や吉田松陰への興味がきっかけて見始めたドラマであるゆえ、吉田松陰の死去、あるいは舞台が萩以外の場所に移ると同時に興味を失ってしまう可能性も高い。