じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 昨日に続いて月の写真。2月16日夜の月齢は16.6で満月の翌日。ほぼ真東から昇っていた。写真左は一般教育棟構内にある南極蜂の巣岩の上に輝いているところ。写真右は、雪だるまの残骸の上に輝く月。

 おそらく南極でも同じような月夜になっていると思われたが、実際には、この日の月は天の赤道より北にあるため、南極点では眺めることができない。但し、昭和基地あたりであれば、白夜のもとで地平線スレスレに短時間だけ見られるかも。


2014年2月17日(月)

【思ったこと】
140217(月)コミュニティで創る新しい高齢社会のデザイン(6)平成23年度採択プロジェクト  成果報告(1)MAP-ITサイクル

 秋山弘子・領域総括(東大高齢社会総合研究機構特任教授)の研究開発領域の概要紹介に続いて、平成23年度採択プロジェクト  成果報告が行われた。この概要はこちらのサイトに公開されており、各種PDF資料も閲覧できる。

 平成23年度採択プロジェクト  成果報告のタイトルは以下の通り。
  1. 『社会資本の活性化を先導する歩行圏コミュニティづくり』
  2. 『「仮設コミュニティ」で創る新しい高齢社会のデザイン』
  3. 『高齢者の虚弱化を予防し健康余命を延伸する社会システムの開発』 
  4. 『高齢者の営農を支える「らくらく農法」の開発』
  5. 『高齢者による使いやすさ検証実践センターの開発』
 まず、1番目の『社会資本の活性化を先導する歩行圏コミュニティづくり』に関しては、こちらの資料にあるような歩行支援機器が注目された。また、特に興味深かったのは、アクションプランとして、MAP-ITサイクルを導入した点である。これは、
  • M:Mobilize 参加
  • A:Assess 現状把握
  • P:Plan 企画・計画
  • I:Implement 実行
  • T:Track 追跡
から構成されており、PDCA(PDSA)やA-PIEともよく似てるが、冒頭にMobilize(参加)が入っている点が大きな特徴となっている。ネットで検索したところ、こちらのサイト【Topページはこちら】に説明があり、もともとは「Healthy People 2010」という米国のコミュニティプラニングガイドに由来するものであることが分かった。冒頭のMは「まず参加。人が動かないと話にならないんだという考え方がこのMAP-ITです。まず人に動いてもらう。何らかの住民参加、ネットワーク、団体など、人が動き始めないと物事は始まらない。」ということのようだ。

 さらに検索したところ、こちらの最新版に詳しい解説があった。

次回に続く。