じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 11月18日の早朝はよく晴れ、西の空に満月が輝いていた。写真上は半田山に沈む瞬間。ちなみに、以前使っていたデジカメでは、満月の中心にスポット測光ができたが、現有機は、測光範囲が2段階しかないため、月の海やクレーターを写すのが困難になっている。

 なお、期待されたアイソン彗星であるが、11月18日の早朝に野鳥観察用望遠鏡でおとめ座スピカを覗いてみたところでは、スピカの左上あたりにそれらしき光のモヤモヤがある程度で、肉眼での観察は到底困難であった。この日極大の、しし座流星群も、早朝散歩時には1つも目撃できなかった。その後地平線から現れた水星(11時22分に西方最大離角)は、デジカメでも撮影可能であった。



2013年11月17日(日)

【思ったこと】
131117(日)第6回日本園芸療法学会広島大会(18)浅野理事長の教育講演(12)園芸療法の効果の評価(5)

 昨日の続き。

 講演の終わりのほうでは、質的研究における効果の評価は、自分自身がスケールとなること、すなわち、自分の判断が偏っていないかなど「観察する自分を観察する」必要があると指摘された。翌日の個人発表でも、「園芸活動はいいことだ」を前提として固定し、クライアントのポジティブな変化をすべて「園芸療法の成果」と結び付けてしまうような結論が 無きにしもあらずであったが、これでは、偏りのない評価とは言えない。もちろん、評価は、古典的な信号検出理論と同様に
  1. 園芸療法が本当に効果があり、効果ありというポジティブな評価をした。
  2. 園芸療法は効果があったのだが、効果無しというネガティブな評価をしてしまった。
  3. 園芸療法は本当は効果が無かったが、効果ありという誤った評価をしてしまった。
  4. 園芸療法は効果が無く、かつ、効果無しというネガティブな評価を下した。
という4通りがあり、1.と4.の精度を高めることが重要である一方、2.の「ミス」と、3.の「フォールスアラーム」を避けていくことが必要となる。園芸療法家による思い込みや偏りはしばしば、3.のフォールスアラームに陥りやすい。

 もっとも、そこまで厳密に効果測定をやらなくても、まずは、利用者さんが園芸活動を楽しむことが必要。主体的・自主的に園芸活動に熱中し、それが日常生活全体の中にうまく組み込まれているのであれば、それで十分エビデンスになっていると考えることもできる。

 晴耕雨読舎の石神先生が言っておられたが【4月22日の日記参照】、3つの「たい」(生きたい、やりたい、自分でいたい)という理念のもと、「利用者さんのやりたいことをやっていただく」、「利用者さんができることはできるだけ自分でやっていただく」という基本方針を貫くことは大切だと思う。「効果が目的で手段が園芸療法」的な捉え方をしてしまうと、極端な場合、手段として有効な作業を無理強いしてしまう恐れもあるからだ。

 次回に続く。