じぶん更新日記

1997年5月6日開設
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 2012年版・岡山大学構内の紅葉(16)メスのカイノキの朝と夜

 11月14日の日記で農学部前のカイノキ(楷の木)の写真を取り上げた。その後、オス樹はすっかり葉を落としてしまったが、メス樹のほうはむしろ今のほうが見頃となっている。写真上は、朝の撮影。写真下は、夜のライトアップの様子。

※岡大構内の紅葉のアルバムを以下に掲載しています。散策の参考になさっていただければ幸いです。(スライドショーまたは、個別の写真の拡大表示にてご覧ください。)


11月27日(火)

【思ったこと】
_c1127(火)還暦を迎え、ますますパソコンで手こずるわたし(1)廃棄で手こずる

 大学祭の期間中、比較的時間があったので、古いパソコンの廃棄、Windows7からWindows8にアップグレードしたノートパソコンの動作チェック、ポータブルハードディスクの更新などの作業を行った。その際に手こずったこと、気づいたことなどを備忘録代わりにメモしておきたい。

 まず、パソコンの廃棄。今回は、モバイル型2台、デスクトップ2台を廃棄することにした。いずれも10年以上前に購入したものであり、うち1台は電源を入れても起動せず、もう1台は、しばらく使っていると画面にモザイク模様が出てきて凍ってしまうというトラブルがあり、本来もっと早く処分するべきであった。残り2台は、ちゃんと動くのだが、速度が遅くメモリーも小さくて、実用には適さないものであった。また、モバイル型はすでにバッテリーが老朽化で使えず、バッテリーパックを外してアダプター直結にしないと起動できない状態にあった。

 さて、実際に廃棄する場合の方法であるが、ハードディスク上の個人情報を私のような素人の手で完全に消すことはまず不可能と言える。それゆえ、本体からハードディスク部分を取り出して、キリのような尖ったもので表面をゴシゴシ傷つけたりハンマーでボコボコにするのが、一番安全な方法であることは間違いない。但し、そのやり方では何らかの有害物質が飛散する恐れもあるし、リユース、リサイクルには適さない。

 では、個人情報の流出を最小限に抑える際にはどんなことに気をつけたらよいだろうか。

 まずは、初心者でも思いつく削除方法としては【以下すべてWindows-XPの場合】、
  • タスクバーを右クリックして、プロパティから最近使ったファイルをクリアする。
  • インターネットエクスプローラを起動し「ツール→インターネットオプション」で一時ファイルをクリアする。
  • Cドライブの「C:\Documents and Settings\Administrator\Local Settings\Temp」フォルダ内にあるファイルをすべて消してしまう。
  • 「プログラムの追加と削除」でインストールされていたプログラムをすべてアンインストールする。
  • ごみ箱を空にする。
  • 「マイコンピュータ」から各ディスクドライブを右クリックし、「プロパティ→ディスクのクリーンアップ」を実行。ついでに最適化で、痕跡をできるだけ上書きする。
  • システム以外のディスク(Dドライブなど)は、(「クイックフォーマット」ではない)完全フォーマットを実行する。
などが考えられるが【←操作手順が異なるだけで同じ処理をしている場合を含む】、以上を実行しても消えない部分がある。以下、思いつくままにいくつか挙げてみると、
  • パソコンを買った時に、「使用者名」を実名で登録したりすると、あとで消すのは厄介である。この方法はこちらに説明されており、レジストリの変更で解決できるとされている。しかし、「Documents and Settings」の中にそれが残っていたり、いったん消せたと思っても再起動すると復活してしまうことがある。(管理者名に実名を入れてしまうと、管理者変更をしなければ消せないが、管理者変更がうまくできた後も、何らかのプログラムに必要なフォルダとして削除できなかったり、いったん削除しても再起動後やシステムの復元実行によりに復活してしまう場合がある。)
  • 「プログラムの追加と削除」でアンインストールに失敗する場合がある。削除に失敗したプログラムの名前がいつまでも残っているのは気持ち悪いし、誤作動の原因にもなるらしい。これについてはこちらにやり方が紹介されているが、操作ミスをするとエライことになりそう。
  • フォルダを開いて、デスクトップで右クリック、もしくは「ファイル→新規作成」を選択すると、アプリケーションのセットアップに応じていろいろなファイルタイプが表示される。このリストも場合によっては個人情報になりかねない。同じく、レジストリの変更で解決できるが、操作ミスに要注意。
  • 専門的なことは分からないが、システムの復元実行により、消したはずの情報が復活する危険性大。これは復元ポイントを削除すればよいと思うが、試したことはない。
 以上はあくまでWindowsXPの話である。Windows7やWindows8となると、何がなにやらさっぱり分からない。いずれ廃棄する必要が出た時には、やっぱり、ハンマーでボコボコにする必要があるかも。

 次回に続く。