じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 昨日も述べたが、岡山では連日猛暑となっており、7月26日(木)の最高気温は36.2℃に達した。1日の平均気温のほうも、7月25日が30.2℃、26日が30.9℃と2日連続で30℃を超えた。

 暑さとは別に困っているのが日照りである。7月21日掲載の花壇の植物は瀕死状態となっており、昨日から毎夕、如雨露で水をまき始めた。しかしその程度では焼け石に水。

 写真は日没後にうっすらと光る積乱雲。残念ながら、この雲が雨を降らせることはなかった。

7月26日(木)

【思ったこと】
_c0726(木)冬のソナタ・新編集版(6)海辺での「新婚旅行」(1)

 7月21日に続いて、「冬のソナタ・新編集版」についてのメモの連載6回目。ちなみに、新・編集版は、岡山地方(テレビせとうち)では、7月23日(月)に最終回が放送されすでに終了している。ご本家のテレビ東京のほうは2週間ほど遅れていて8月上旬が最終回となるようだ。よって、ここに書くことは、東京方面在住の方々にはまだ未公開部分ということになるのでご留意願いたい。

 新編集版放送第20回から24回(オリジナル版の第16話から第20話冒頭のあたり)は、異母兄妹疑惑をめぐってそれぞれの登場人物が揺れ動き翻弄される様子がきめ細かく描かれている。しかしその中で一番気の毒なのが、ユジンであった。何も知らずにチュンサンと海岸に新婚旅行(婚前旅行?)に出かけ幸せな結婚生活を思い描いたかと言えば、ぐっすり寝ている間に置き去りにされてしまい別れ話を宣告されたりする。ユジンのことを思えばこそチュンサンが敢えて身を引いたという設定になっているが、私はこういう展開は好まない。とにかく愛している人に対してはすべてを情報開示するべきである。困難があれば、相手に包み隠さず話して、2人で協力して立ち向かっていくべきだと思う。

 新編集版放送第20回から24回の中で、特に強い印象を受けたのが、放送第23回(オリジナル版では第18話途中)、ユジンとチュンサンが海辺で過ごす一連のシーンであった。これは、二人だけの結婚式の最中にユジンがサンヒョクによってアパートに連れ戻され、その後何日かチュンサンとの連絡ができなくなった後のことである。夜、カン・ミヒからユジンと別れなさい、さもなければ私が直接ユジンに異母兄妹だから結婚できないと伝える、と言われた後で、チュンサンがユジンのアパートを訪ねて「これから海を見に行かない?」と誘ったことで実現した。この時点では日帰りで行くつもりだったらしく、泊まりがけ旅行の準備は何もしていなかった。その証拠の1つとして、ユジンが、歯ブラシを買ってくるシーンがあった。ユジンは新婚旅行気分ではしゃぐが、チュンサンは、ここで楽しい思い出を作ってからきっぱり別れる決意でここに来ている。ユジンの「陽」とチュンサンの「陰」の対比がよく演じられている名場面と言えよう。

 海に着いた時は東の空が白んでいて、遠くに漁船(あるいは、北からの侵入を防ぐための照明施設?)の明かりも見えていた。ちなみに、NHKが冬ソナを放送していた頃のロケ地情報によれば、「東海市(トンヘシ)北坪洞(プッピョンドン)湫岩(チュアム)海水浴場。特に日の出は絶景。」となっていたので、水平線の上に出ている太陽は日の出であり早朝を意味している。もっとも、後述するように、このあとの展開では、夕日を背景としているようなシーンもあった。ま、ロケ地がどこであるかは本筋には関係ないので、朝日を夕日の風景に見立てて早朝に撮影することは問題ない。早起きしなければならないスタッフは大変だとは思うが...。

 海に着いた直後、日の出前にこんな会話がある。
  • 【チュンサン】海は初めてだな。
  • 【ユジン】一度も海に来たことがないの?
  • 【チュンサン】違うよ 君と来たのは初めてだろ? これは僕たちにとって最初の海だ
  • 【ユジン】そうね 私たちの最初の海
  • 【チュンサン】(そして 最後の海 ここで僕は彼女を手放そうとしている)
 チュンサンの最後の台詞は「心の声」(演劇用語で「傍白(アサイド)」と言われるヤツ)になっている。私の記憶している限りでは、このドラマで傍白が使われているのはここが初めてではないかと思う。

 ところで、二人は、この海辺で何日間滞在したのだろうか。今回の新編集版を視るまで、私は、1泊2日の旅行だと思っていたが、実際は夜明け前に到着したあと、民宿に2連泊という日程になっていたようだ。このことは、NHK版でチュンサンがサンヒョクに「あさってここに来てほしい」と電話したことによっても分かる。今回の新編集版ではこのところは「明日の夜こっちに来てほしいんだ」()となっていて若干食い違うようにも見えるが、明日の夜というのは、あさっての明け方、ユジンが起きるまでに来て欲しいという意味にもとれるので矛盾はしない。しかし、2日目の夜中に海に到着して翌朝まで待つとは、サンヒョクもご苦労様なことである。
]オリジナル版(韓国盤の英語字幕)では、この部分は「I was hoping you'd come tomorrow night.」となっていた。

 次回に続く。