じぶん更新日記

1997年5月6日開設
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2011年版・岡山大学構内でお花見(28)ますます白くなった三代目・六高菊桜

 本部棟近くの六高菊桜が見頃となっている。2005年4月24日の日記で、二代目に比べると花の色が白っぽくなっていることを指摘したが、年を重ねるにつれてますます白色化が進んでいるように見える。なお、説明看板の下から二行目の「樹木から採穂したものである。」という文はその後、削除されている。削除の理由は不明。


4月24日(日)

【思ったこと】
_b0424(日)地デジ移行まであと3カ月

 7月24日の地上デジタル放送への完全移行まであと3カ月になった。地元のローカルニュースによれば、中国地方の地デジ受信機の世帯普及率(サンプル調査)は昨年12月時点で94.8%と高い普及率を示しているが、残りの5%について「地デジ移行を知らなかったり、対応策が分からない」高齢者世帯などが含まれているらしい。完全移行までに対策が間に合わない世帯は、暫定的に衛星放送を使って地デジと同じ番組を見る方法をとるという。そう言えば、もともと、現行のチャンネル数程度であれば、衛星放送方式でも十分に放送が可能であり、わざわざ山を切り崩して地デジ用アンテナを立てなくてもよかったという主張を耳にしたことがある。大震災の復興を優先的に進める意味でも、当面は衛星放送受信方式でよいのではないだろうか。

 我が家ではすでに完全に地デジ移行となっており、エコポイント利用で32インチ薄型を購入した際にブラウン管型テレビを廃棄。ブラウン管型は我が家から完全に姿を消した。余談だが、ブラウン管型と言えば、大学の研究室や実験室にあったパソコン用のディスプレイのほうも、現役パソコンについてはすべて液晶型に交換済である。例外的に、かつてのPC9801用のディスプレイを2台残してあるが(PC9801時代のデータを読み込めるようにしているため)、最近では全く使っていない。まもなく耐震改修工事のための引っ越しが始まるので、残しておくか廃棄してしまうか思案中である。

 地デジ以降とは直接関係ないが、VHSビデオテープに録画してあった番組等も、随時、「DVD-R」と「DVD-RW」に各1枚ずつダビングし、VHSテープの廃棄を進めている。これは、1つにはVHSテープに比べてDVDのほうがはるかに薄くて場所をとらないという理由によるほか、いずれVHSデッキが故障したときに再生できなくなることを想定したものである。長期保存用記録媒体としてのDVDの信頼性はイマイチと言われているが、ウィキペディアでは、
【DVD-Rは】記録面皮膜材料に有機色素材料を使用していることで光の中でも特に紫外線の影響を受けやすく、太陽光を長時間当てた場合など記録情報が失われることがあることが実験で示されている。DVD-RAMやDVD-RWは皮膜材料に有機色素材料とは異なるものを用いているので光の影響による経年変化はほとんどないとされているが代わりに熱に弱いと言われ、アメリカ国立標準技術研究所(NIST)では「書き換え可能なDVD-RAMやDVD-RWは熱に敏感に反応する素材を使っているためにDVD-Rより長期保存には使えない」としている。
ということで、「DVD-R」と「DVD-RW」の両方に1枚ずつ記録しておけば、将来的に1枚が壊れてもなんとか別の規格のもう1枚のほうで再生できるのではないかと目論んでいる。ま、私の人生は長くてあと30年くらいなので、それまで持てばよい。ちなみに、私の手元にある一番古いVHSテープは1982年頃のものであるが、一部はテープどうしが付着して再生できない状態になっているものの、大部分はそれなりにダビングすることができた。

 録画した地デジ番組のダビングにはBlu-ray Discではなくて、相変わらず「DVD-R(CPRM対応)」を使っている。一番の理由は、Blu-ray Discに対応したデッキに買い換えるとお金がかかるということにある。また、最寄りのホームセンターではDVD-Rの50枚パックを980円前後(1枚20円以下)でセール販売することが多く、コスト的にもこちらのほうが安いように思う。さらに、通常、録画する番組は50分から2時間程度であり、複数番組をBlu-ray Discにまとめて録画するよりは、1番組あるいは同一ジャンル別にDVD-Rに録画して分類しておくほうが気軽に取り出せるというメリットもある。

 現在のところ、録画して残しておきたいと思う番組は、通常の標準画質モードとAVCREC方式で各1枚ずつダビングしている。海外自然風景取材番組などではAVCREC方式のほうが高画質のようにも見えるが、32インチ程度のモニターでは殆ど差違は感じられない。AVCREC方式で録画できる時間は旧機種では1時間46分程度に限られていたが、2台目として購入した機種では2時間ちょっとの録画ができるようだ。ま、これも、32インチ程度のモニターで視る限りは、画質の違いはあまり感じられない。ポータブル型の格安DVD再生機ではAVCRECに対応していない機種もあるので、標準画質モードでのダビングを1枚残しておくことはぜひとも必要である。

 CPRM(Content Protection for Recordable Media)によるダビング制限には当初はずいぶん不便を感じたが、そもそも個人で利用する限りにおいては、同じ番組を10回もダビングするなどということはありえない。予備を含めて2枚で十分。むしろ、ダビング可能の残り回数をチェックすることで、これまで何枚ダビングしたのかがすぐに分かるので便利であると言ってもよいくらいだ。

 もとの地デジ移行の話題に戻るが、地デジでは、当日から8日先までの番組表を表示することができる。この機能を利用するようになってからは新聞のテレビ欄を全く見なくなった。しかも、私のところでは、LANケーブルをテレビにつないでいるため、Yahooのニュースや、このWeb日記もテレビ画面から閲覧できるようになった(但し、一部の動画機能やPDFが閲覧できないほか、楽天ブログなどを次々と閲覧しているとメモリーオーバーになることがある)。このこともあり、月々3000円以上の購読料を払い、かつ老眼鏡をつけてまで新聞を読む必要は全く感じられないのだが、妻の強い希望で依然として新聞をとり続けている。