じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 5月17日の夕焼け(18時49分撮影)。この日の岡山は最高気温が26.9℃まで上がり、昼間は真夏以上に強い日光が照りつけていた。しかしこの乾燥した晴天は本日までであり、明日はだんだん雲が広がって、午後は雨になり、湿った南風が強く吹いてジメジメ空気が充満するという予報になっている。


5月17日(月)



【小さな話題】

魔法の料理の魔法

 4月26日の日記で、NHKみんなのうたで放送されている、

魔法の料理〜君から君へ〜

の話題を取り上げたことがあった。

 ふだん、音楽には全く興味を示さない私であったが、この歌はまず、ホッチカズヒロさんのアニメに惹かれて録画して繰り返し視るようになった。しかしそのうちに今度はメロディが好きになってきた。

 そして、最後に、あっそうだったのかと、やっと歌詞の意味に気づいた。何気なく聴いていた時には、なんで、「正義のロボットの剣」が「プラスチックのナントカ剣」になっていたり、「君が解くのかな」が「君に説くのかな」で終わっていてちょっぴり変やなあと思ったりしていたが、よくよく歌詞を吟味したところ、「大きくなった自分が「幼い日の自分」に語りかけるというコンセプトで制作されている」ということにやっと気づいた。最初からそういう予備知識を持って聴いていれば何のことはないのだが、深く考えないで聞き流していた。

 しかし、あらためて考えてみると、この歌詞は奥が深い。同一人物による単なる回想・逸話ではなく、自分が自分に語りかけているという発想がすごい。私自身は少なくとも過去40年以上、そういう形で過去に向き合ったことはないなあ。「ボクからボクへ」ならまだしも、「君から君へ」という発想もまたスゴイ。

 ちなみに、GWで帰省した時に、この歌をダビングしたDVDを持って行って、某家族に聴かせたところ、なんと、その日のうちにそのCDを買ってきた。一度聴いただけでそういうことをするというのは、この唄にはそれだけの魅力があることの証しでもある。