じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 2009年版・岡山大学構内の紅葉(1)

 今年もまた紅葉・黄葉の季節となってきた。写真は、時計台前のアメリカフウ(モミジバフウ)、南北通りのイチョウ並木、農学部東西通りのイチョウ並木。


10月17日(土)

【ちょっと思ったこと】

二子玉川

 NHKの夜の番組で

ブラタモリ「第3回 二子玉川をブラタモリ」【2009年10月15日放送】

という話題が取り上げられていたので、DVDハードディスクに録画して視た。懐かしい「玉電」の「遺跡」や、ショッピングモールの歴史などを取り上げていた。

 世田谷区・若林で育った私にとって、二子玉川と言えば、なんと言っても、二子玉川園であった。2歳11カ月で訪れた時の写真がこちら(恐竜と観覧車)に、また、5歳3月で訪れた時の写真がこちら(二見浦の模型)にある。

 もっとも番組では、私が視た限りでは、二子玉川園のことはなぜか全く取り上げられていなかった。ウィキペディアによれば1985年までは存続していたというが、私が最後に訪れたのは1960年代ではなかったかと思う。

 番組では、玉電(東急玉川線)の「遺跡」のことを取り上げていたが、厳密に言えば、玉川線と砧線は別路線であり、番組に出てきた中耕地や吉沢は砧線の駅名であった。

 玉電が廃止されたのは1969年の5月11日であり、あの時は私も実家から自転車で見物に行った。廃止間際に一度だけ砧線に乗った記憶があるが、いつだったか思い出せない。

 今回の番組で初めて知ったことが3つ。まず「二子玉川」の「二子」という地名は、世田谷ではなく神奈川県側にあった「二子村」に由来するという。

 第二に「二子玉川」の読み方であるが、私は子どもの時からずっと「ふたたまがわ」というように「こ」のところに濁音をつけて発音しており、一度も誤りを指摘されたことがなかった。しかし、「二子玉川」も「二子玉川園」もいずれも「ふたこ」というように濁らないで発音するようだ。但し、上記の「二子村」は「ふたごむら」というように「こ」が濁音になる。

 第三に、現在では「二子玉川」は「にこたま」と呼ばれることがあるというが、私が子どもの頃はそんな呼び方はなかった。そういや、「三軒茶屋」を「さんちゃ」と呼ぶことも無かった。

 二子玉川の駅の近くには「大勝庵」という玉電グッズ満載の蕎麦屋さんがあるという。番組では「たまでんわかばやし」の表札がかかっているのも写っていた。上京のおりに一度寄ってみたいと思う。