じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 岡山では、6月9日の「梅雨入り宣言」の以降、1ミリ以上の雨を記録したのは6月10日の11ミリと6月16日の1ミリ、合計で12ミリという「カラ梅雨」模様が続いていたが、6月22日未明から1時間あたり1ミリ以上の雨が降り続き、本格的な梅雨空となってきた。なお、天気図を見ると、梅雨前線は山陰地方に横たわっており、四国地方の水不足はまだ続きそう。6月21日現在の早明浦ダムの貯水率は33.5%となっている。



6月21日(日)

【ちょっと思ったこと】

学会出張と学会参加と振替休日

 7月10日から12日に、筑波大で日本行動分析学会の年次大会が予定されており、ホテルの予約も完了していたのだが、参加できそうもない状況となってきた。

 理由は、この時期に学会出張届けを出そうとしても、振替休日がとれそうもないことにある。

 私の理解しているところで言えば、

●土日祝日に県外で行われる学会に参加する時は、出張または研修の届けを出さなければならない。もちろん、私的旅行の一環として参加することはできるが、この場合は、公務災害などの適用は受けない。

ところが、土日祝日に学会に参加すると、その日に「勤務をした」という扱いとなり、代わりの休みを平日にとらなければならない。とはいえ、授業のある日を勝手に振替休日にすると、教育上支障が出てしまう。

 このことにくわえて、振替休日をとれる「割振単位期間」というのが毎年度厳格に定められており、上記の学会に出張した場合には、

●平成21年 6月14日 〜 平成21年 7月11日

のあいだで必ず「振休」をとらなければならない。この期間以外にずらしてとることはゼッタイにできないそうである。

 今年は、入試委員長を仰せつかっている関係で、この期間の土日には学外オープンスクールにも出張することになっている。それらの日の振休に加えて、上記期間にさらに振休をとることは不可能になってしまった。




 ところで、岡山市内で学会が開催された場合(あるいは自分が委員長となって地元で大会を開催した場合)は、いくら働いても振休の対象にはならないそうだ。但しそのことは、出張届けを出すか出さないかとは別のロジックによるものらしい。土日に入試の監督をした場合や、放送大学の非常勤講師を担当した場合は、振休の対象となる。要するに、岡山市内で「学会参加」することは、自身の私的な研鑽活動と見なされているようだ。

 このほか、学部長、研究科長、副学部長などの管理職では「振休」という制度は存在しないらしい。365日、毎日働いても、定額の手当しか出ないらしい。まことにご苦労様である。

 以上は、振休のしくみについて私が理解した範囲のことを述べたまでであり、根本的な勘違いがあるかもしれないのであしからず。