じぶん更新日記

1997年5月6日開設
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§§  2008年版・岡山大学構内の紅葉(7)南北通りのイチョウの黄葉

 南北通りのイチョウの黄葉がそろそろ見頃となってきた。その後ろ、時計台前にあるアメリカフウ(モミジバフウ)の紅葉も赤味を増している。


10月30日(木)

【思ったこと】
_81030(木)[一般]「追加経済対策」アナウンスの短期的効果?

 各種報道によれば、政府・与党は30日夕刻、事業規模でおよそ27兆円の追加の経済対策をまとめまた。その中には、

地方の高速道路について、2年間に限って休日は走行距離にかかわらず原則1000円で利用できるようにする。
といった内容が盛り込まれているという。

 この高速道路1000円化は、地球温暖化防止の流れに逆行し、また車を利用できない人にとっては不公平という気がしないでもないが、少なくとも旅行好きの私にとっては大いにありがたい対策と言える。もし実施されたら、今後2年間は、妻の実家のある九州方面や、瀬戸大橋通行料金が高かった四国方面に何度も足を運ぶことになるだろう。

 もっとも、こういう方針がアナウンスされてしまうと逆に、それが実現される前までは、わざわざ高い高速料金を払って四国や九州まで出かけようととはしなくなる。これはガソリン価格と一緒だ。来月から値下げになるとわかっていたら、わざわざ値下げ前には給油には行かない。ま、世の中、そこまで考えるようなケチばかりではないと思うが、実際、少し前のガソリン税暫定税率失効直前には給油を控えた人がかなりいた。今回も、高速道路1000円化実施直前には、遠方への旅行を控える人が多いのではないだろうか。

 それとこの話題でもう1つ気になるのは、1000円化が休日に限られるという点である。我が家では、道路や観光地が混雑する休日はできるだけ遠出は避け、平日に年次休暇を取って旅行に行くことが多かった。休日のみの1000円化となれば、四国あたりへの旅行は当然休日のみに限られるだろう。同じような考えをもつ人が多ければ、結果的に、平日に休みを取る観光客は逆に激減し、トータルの経済効果はプラスマイナスゼロということになりそうな気がする。




 ところで、麻生総理大臣は、「大胆な行政改革を行ったあと、経済状況を見たうえで、3年後に消費税の引き上げをお願いしたい」と述べ、消費税率を3年後に引き上げたいという考えも明らかにしたというが、こういうアナウンスにもそれなりの効果があるはずだ。

 まず、先に「生活支援定額給付金」(仮称、総額2兆円限度)を支給しておいて、後から税金を上げるというのは、何となく「朝三暮四」を連想してしまう。それはそれとして、もし現実に消費税引き上げの実施時期が明確になったとすれば、その直前には駆け込み需要が激増するにちがいない。これもまた短期的な「経済効果」になるはずだ。しかし、引き上げ後は逆に急激な落ち込みが予想される。




 今回公表された対策には円高対策は含まれていないように見受けられるが、もし今後、1ドル100円以下という円高状況が継続するようであれば、差益還元的な対策を実施し、これ以上の急激な円高を避けることも必要であるように思う。10月24日の日記にも述べたように、その内容はできるだけ100年先までの持続可能な発展をめざすような、中長期的な内容であってほしいと思う。