じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



07月のインデックスへ戻る
最新版へ戻る
 朝日を浴びるヒマワリ畑

 麦畑(右側の2枚の写真参照)の収穫後、なかなか新しい作物が植えられていなかったのでどうなるのかと思っていたところ、7月16日になって、突如、ヒマワリ畑が出現した。

 7月8日の日記にも記したように、このヒマワリ畑は、どうやら、こういう教育企画として設置されている模様。これから先、毎日、ヒマワリの育つ様子が観察できて楽しみだ。



7月16日(水)

【ちょっと思ったこと】

中国地方梅雨明け「宣言」の謎

 各種報道によれば、広島地方気象台は16日、山口県を除く中国地方が梅雨明けしたとみられると発表した。平年より4日、昨年より7日早い。梅雨入りした6月11日から今月15日までの降水量は、平年値に比べるときわめて少なく、特に山陽地域では、広島市が154.5ミリ(平年346ミリ)、福山市が84ミリ(平年259.7ミリ)、岡山市はさらに極端に少なく、51ミリで平年の5分の1(平年245.1ミリ)。統計をとり始めた1951年以降最少であったという。

 私が疑問に思うのは、なぜ16日になって梅雨明け宣言(←正式には「宣言」ではなく、「梅雨明けしたと見られる」という発表)が出されたのかということだ。こちらの統計にあるように、岡山では7月5日に4ミリ、7月15日に1ミリの降水量が記録された以外は雨らしい雨は降っていない。また、7月6日からは11日連続の真夏日、7月13日からは4日連続の熱帯夜となっており、体感的にはすでに真夏本番という感じがする。強いて言えば、日照時間がそれほど多くないというのが唯一の梅雨らしい特徴であった。

 私がさらに疑問に思うのは、17日以降の予報が16日以前と質的には変わっておらず、むしろ、曇りがちの日が多い傾向にあるという点だ。7月23日までの向こう一週間の予報(7月17日朝現在)では、いずれの日も降水確率が40%〜60%とされており、なぜ16日という日に梅雨明けしたと見られるのか、あまり納得できない。

 唯一、夏らしくなったなあと思ったのは、16日の朝からクマゼミが、また夕刻にはツクツクホウシが鳴き始めたことである。人間が出す気象予報よりも、野生生物の行動のほうが信頼できることもある。であるならやっぱり、16日が梅雨明けということになるのかも。