じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 幼稚園・年長組の時の春の遠足は、1年前と全く同じ「としまえん」であった。写真は、幼稚園近くの道路からバスに乗り込んで目的地に向かうところ。顔にボカシを入れているため見えにくいが、狭い車内の中、補助席を含めて、すし詰めで座っている様子が見て取れる。当時はバス自体のクッションも道路事情も悪かったので、さぞかし揺れたことと思う。車酔いなどで気分が悪くなる子どもも多かったと思われる。




10月26日(金)

【ちょっと思ったこと】

大音響の秋の虫(お助けモード)

 アパート周辺や大学構内各所で大音響で鳴く秋の虫が居る。あまりにも声が大きいので、バルコニーの鉢の下に棲み着いているのかと思ったら、30m以上離れた、道路沿いの茂みの中で鳴いていることを確認。録音装置を持っていないので、デジカメ動画で録画してみた。鳴き声はこんな感じです(707KB)。どなたか、虫の名前をお教えいただければ幸いです(但し、宣伝目的の書き込みを排除するため、現在、お互いを更新する掲示板は、楽天ブログ参加者限定の設定としています。申し分けありません)。

【思ったこと】
_71026(金)[心理]日本心理学会第71回大会(35)エビデンスにもとづく臨床(13)

 井上氏の話題提供の最後のところでは、「基礎と応用の両方の力を備えたサイエンティスト&プラクティショナーの養成課程の検討」の重要性が強調された。この考え方は、昨年行われた第24回年次大会における日本行動分析学会I先生の講演、あるいは、心理学専門家のTraining ModelsについてのOvermier氏の講演の趣旨とも一致するように思えた。




 さて、このシンポではもうお一人、津富宏氏による「エビデンスに基づく社会へ」という話題提供があった。ご勤務先の教員詳細サイトに記されているように、津富氏は、もともと、少年院や矯正局でお仕事をされており、犯罪学、刑事政策、評価研究をご専門とされ、主要研究テーマの1つとして「科学的エビデンスの普及・利用体制の構築」を挙げておられる。今回もそのお立場からの話題提供であった。

 津富氏は、まず、

●「実験する社会(一次研究の時代)」から「エビデンスに基づく社会(二次研究の時代)」へ

ということを強調された。ここでいう一次研究の時代とは、RCT(Randomized Controlled Trials)の結果がそっくりそのままモノを言う時代、いっぽう、二次研究の時代とは、Systematic Reviews がモノを言う時代であり、研究の成果を行政改革の動きと連動させ、政策全般へ反映させる時代のことであると理解した。

 津富氏は、やや強引な表現であると断った上で、
  • 一次研究:RCTによる内的妥当性の担保
  • 二次研究:外的妥当性の担保、統計的結論妥当性の担保、二次レベルでの構成概念妥当性の担保
というように区分けしておられた。

 こうした捉え方は、津富氏ご自身が専門とされている犯罪者処遇の効果検証の問題では特に重要になってくると思われる。一次研究の結果だけからダイレクトに「この処遇は有効であり即実施すべきだ」とは言いがたいからである。

 次回に続く。