じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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[今日の写真]
落ち葉いっぱいの児童公園。なぜか子どもの頃を思い出す。



12月1日(金)

【ちょっと思ったこと】

流行語大賞

 各種報道によれば、今年の流行語大賞・トップテン大賞には、「イナバウワー」と「品格」が選ばれたという。トップテンにはこのほか「エロカッコイイ(エロカワイイ) 」、「格差社会」、「シンジラレナ〜イ」、「たらこ・たらこ・たらこ」、「脳トレ」、「ハンカチ王子」、「ミクシィ」、「メタボリックシンドローム(メタボ) 」がランクインしていたそうだ。

 イナバウワーに関しては、2月27日の日記で、
  • 得点を出すための演技か、美を追求する演技か
  • 主体的で的確な選択
  • イナバウアーの本当の価値
3つの観点から考えを述べたことがあった。

 「品格」に関しては、じつは藤原正彦氏の御著書は一冊も拝読したことがないので、何が論点になっているのか私には分からない。個人レベルの「品格」であればたぶん「ポジティブ心理学」のテーマになりうるのではないかと思う。それはそれとして、流行語大賞に選ばれた言葉というのは、数年も経てばすっかり忘れ去られてしまう。年度別リストを見ると、話題にのぼればのぼるほど忘れ去られるのも早いように思う。しかしそれでは藤原氏も困るんではないかなあ。そういや、2002年大賞のタマちゃんはその後どうしているのだろうか。

 もともと流行には疎い私である。今年のトップテンに挙げられた言葉のうち、「エロカッコイイ(エロカワイイ) 」、「シンジラレナ〜イ」、「たらこ・たらこ・たらこ」の3語は、私は全く聞いたことがないし、どういう場で使われるのかも分からない。

 2006年ノミネート語一覧の中では、「未履修」と「冥王星」が捨てがたいように思う。来年あたりからは、団塊向けビジネスが本格化するので、その流れに乗った新語をヒットさせれば大賞は間違い無しと思われる。

 すでに耳にしたことがある「プラチナ世代」など、12月1日時点ではGoogleで628件しかヒットしていないが、来年の今頃はきっと6万件に急増しているはず。