じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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[今日の写真] 代休日(次の土日が出勤日となるため)を活用して、夫婦で県北の岡山県立森林公園まで行って来た。写真左半分は、登山道を歩きながら撮った新緑のブナ林。あとで、昨年11月21日に訪れた時の写真をチェックしてみたら、同じ樹木が写っている写真を発見(右半分の写真の中央手前の太い木を除くと、同じ樹木の配置が見えてくる)。
何の目印も無い広大なブナ林の中で、記憶だけを頼りに前回と同じ撮影場所を探すというのは、風景を一瞬見ただけで細部にわたるまで描き起す事ができるような特殊な能力を持った人でなければ殆ど不可能だが、「何となくここで写真を撮りたい」という場所でシャッターを押すと、意外と同じ場所の景色だったということはあり得ることだ。「何となくここで撮りたい」という気持ちになるのは、その場所に固有の特徴が影響を与えているのだが、本人はそのことに気づかないので「何となく」としか回想できないのである。

こちらに「夫婦ブナ」の写真があります。



5月22日(月)

【ちょっと思ったこと】

「健康」食品に飛びつくぐらいなら有害添加物を避けろ

 岡山県立森林公園からの帰りに聴いていたラジオ(NHK第一)で、「健康」食品被害の話題を取り上げていた。こちらのリストに挙げられているような被害のほか、最近では、民放の番組で紹介された「白いんげん豆ダイエット法」により、激しい下痢や嘔吐(おうと)などを訴える苦情が寄せられたという騒ぎもあったとか(関連情報がこちらにあり。23日朝のNHKオンラインにも関連記事あり)。

 いっぽう、特殊栄養食品の承認を受けるには長期間にわたる実証データを示したり、検査コストがかかるなどの理由で、健康食品市場規模からみるとごく一部しか申請が行われていないということであった(←運転中の聞き取りのため不確か)。

 健康食品の問題については5月4日の日記でも書いたことがあるが、とにかく、誇大な広告を鵜呑みにしたり、テレビで放送されるとすぐに飛びつくといった安易な行動を慎み、常にクリティカルシンキングの目で冷静に対処していくことが肝要ではないかと思う。

 それと、「健康」食品に飛びつくくらいに自分の健康保持に関心があるのだったら、まず、自分の食生活の中から、有害食品、特に、絶対安全という保証の無い添加物を含んだ食品を徹底的に排除することをまず心掛けるべきだと思う。CM収入で成り立つ民放の番組は、その性格上、「こういう物を食べればダイエットに役立つ」というようにある商品の購入を推奨するような情報はドシドシ流せるが、反面、「こういう添加物を含む食品は危険だ」というように、ある商品の購入を妨げるような情報はスポンサーへの配慮もあってなかなか企画できないところがある。しかし、どう考えたって、癌の予防のために特殊食品を購入するくらいなら、発ガンの恐れのある物質を含む食品を避けることのほうがよっぽど有効であるはず。

 かく言う私も、最近は、あまりこのことに気を配らなくなってしまった。先日スーパーで購入した某・洋生菓子には、
  • 黄色4号
  • 赤色40号
という着色料表示があった。最近は自然食志向が定着し、殆どの食品は天然系着色料(クチナシなど。←これも必要かどうかワカランが)に取って代わったと思い込んでいたが、そうでもなさそうだ。次回からスーパーに買い物に行く時は老眼鏡を必ず携帯し、有害と思われる添加物を含んだ食品は徹底的に避けるように心掛けたいと思う。

 ま、とにかく、ダイエットにしても健康保持一般にしても、何かを口に入れるという程度の安易な方法で達成できるはずがない。TV番組などを視て楽な方法に飛びつこうとせず、規則的な生活や日々の散歩など、地道に努力を重ねることが何よりも大切かと思う。




コウモリやっと出現

 大学構内周辺では毎年5月中旬になると、多数のコウモリが出現し、この一帯でいちばん個体数の多い哺乳類は、人間ではなくてコウモリではないか思わせるほどであるが、今年は昨日まで一頭も目撃できていなかった。

 ひょっとして伝染病などの異変が起きたのか、あるいは、古家の取り壊しで住み処から追い出されてしまったためかと気になっていたが、22日の夕刻に、近くのスーパー周辺で今年初めての乱舞を目撃。ま、あんまり数が多いのは迷惑だが、ある程度の数は出現してくれたほうが安心。