じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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[今日の写真] 岡大・東西通りのハナミズキが見頃となった。連休の期間と重なるため、大学の中ではあまり話題にのぼらない。


4月28日(金)

【ちょっと思ったこと】

みどりの日

 GWの連休がいよいよ始まった。今年は初日の4月29日が土曜日と重なるため、週休2日制が完全実施されている職場では、祝日であるという実感が殆ど無い。また何の祝日なのかと言われても、私の世代なら「天皇誕生日」、世の中の動きをちゃんと把握している人ならば「今年までは、みどりの日。来年からは、昭和の日」と答えるだろうが、とにかく、連休が続くと、個々の祝日の意味づけが希薄になってしまう。

 昨年4月28日の日記にも書いたように、私の大学では、4月29日から5月5日までの期間に含まれる平日は自動的に休講とすることが昨年より実施されている。昨年は「運悪く」、5月6日金曜日がこの規定から外れた平日であったため、5日までの7連休と、5月7〜8日の土日の2連休に休みが分かれ、金曜日の授業はきっちりと行われることになっていた。今年と来年は9連休、2008年になると、再び、4月28日(月)を授業日として、2連休(4月26〜27日)と7連休(4月29日〜5月5日)に分断されることになる。

 なお、昨年も述べたように、4月29日から5月5日までの休講規定というのは、教職員の出勤免除ということでは全くない。じっさい、授業がなければ都合の悪い人は居ないはずだという理由で、5月1日〜2日はいろいろな会議が招集されている。逆に拘束が多くなりそう。



【思ったこと】
_60428(金)[電脳]常時ミラーリングとバックアップ

 昨日の日記で、

●Logitecフォルダミラーリングツール

というソフトを使い始めたと書いた。この常時ミラーリング機能は便利だが、1つ落とし穴がある。たとえば何かの論文を書いている途中、1つの段落を丸ごと削除したとする。ところが、数日後に、やっぱりあの部分は残しておけばよかったと思っても、どこにも痕跡が残らないということ起こりうる。3日に一度程度のバックアップだったら、バックアップ先に古いファイルが残っているので何とか「救出」できる(←書き換える1つ前のファイルだったら、ワープロなどの自動バックアップ機能から救出できる場合もあるが)。

 このあたりのことを整理してみると次のようになる。但し【  】内は編集作業・保存を行っているフォルダ、《  》はミラーリングまたはバックアップ先のフォルダ。「A」はファイル名。
  • 「常時ミラーリング」
    • 編集作業前 【Aold】-----《Aold》
    • 編集後に保存 【Anew】-----《Anew》
  • 手動バックアップ
    • 編集作業前 【Aold】-----《Aold》
    • 編集後に保存 【Anew】-----《Aold》
    • 手動バックアップ作業後 【Anew】-----《Anew》
 要するに、手動バックアップを行うタイミングのズレで、古いファイルを「救出」できる可能性があるということだ。

 しかし逆に言えば、何らかの原因で最新ファイルを消してしまった時にはどこにもバックアップがとれていないという別のリスクもある。これを避けるには、ミラーリング機能のほうを活用しつつ、書き換えたファイルを保存する時には同じファイル名で上書きせず、そのつど、A0428、A0429、A0430、...というように別のファイルを作っていくことが必要かもしれない(4桁数字は、作成日をファイル名として付加したもの)。

 これまで上書きのミスとして一番ダメージを受けたのは、Web日記の消失である。私の場合、最新日記は常に「WELCOM.HTM」となっていて(←WELCOMの由来は2004年10月13日の日記参照)、翌朝新しい日記を書く前に、前の日の日記を、日付ファイル(例えば2006年4月27日分であれば、「_6/04/」というフォルダの中の「27.htm」というファイル)に移しておく必要がある)。これを怠って上書き、アップロードしてしまうと、Googleのキャッシュか、読者の方のローカルなキャッシュに残っているファイルを「発掘」しない限りは、取り戻すことができなくなる)。これまで、こうしたミスの何度かは、手動バックアップで救われてきたのだが、ミラーリングだけに頼ると、消失のリスクがそれだけ大きくなる。老化によるうっかりミスが増えているだけに注意しなければ...。