じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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[今日の写真] 3月25日朝の、月齢24.9の月と金星。皆既日食まであと4日となった。皆既日食の最中は、たぶんこのくらいの暗さになるものと思う。ちなみに、金星のほうは25日16時に西方最大離角となる(光度マイナス4.等、離角46度32’)。


3月24日(金)

【ちょっと思ったこと】

卒業式の個人情報

 3月24日午前10時より、岡山県体育館(桃太郎アリーナ)で、岡山大学卒業式および大学院学位記授与式が行われた。私が指導教授となっていた大学院生が何と2人も総代に選ばれたこともあり、今回初めて、家族席より式の様子を見守った。

 若干気になったのは、学部、研究科別の総代に証書を授与する際、総代の名前のほか、本籍地の都道府県名と生年月日が読み上げられたことである。あれって、高度の個人情報ではないかなあ。本籍地などというのも両親が結婚した時の都合でどこかに定めた場所であって、我が家の場合もそうだが、子どもの出身地とは全く関係が無い(←といって本籍地をむやみに動かすと、免許証書き換えやら、私が死んだ時の相続手続やらで何かと面倒)。生年月日というのは、各種のネットサービスで、しばしば暗証番号の初期値に設定されていたり、暗証番号を忘れた時の確認情報に使われたりしているため、悪用されやすい情報の1つになっている。

 ということで、卒業式では氏名と出身地だけを読み上げるよう、何かの機会に提案してみようかと思う。




思へば遠くへ行くもんだ

 少し前の放送になるがテレビ寺子屋(1472回)という番組で、みなみらんぼうさんの「思へば遠く来たもんだ」という講演を拝聴した。ちなみにこの番組は、第1470回「家族・思い出の種まき」という講演の後半にあたるものであった(3月5日の日記に感想あり)。

 番組記録サイトにもあるように、「思へば遠く来たもんだ」の講演の中でみなみらんぼうさんは、中学1年の頃、マンガを読んだりするのに飽きると、買ったばかりの地図を広げて夢の旅をされたという。
...「行きたいところはどこ?その理由は何?」などと言って、地図に丸をつけて頭の中で旅をしました。アマゾン、キリマンジャロ、ニューヨーク、シルクロード…思いを馳せました。 このような想いは大切に自分のポケットの中にしまい込んでいたつもりだったのですが、だんだん色々なものに紛れてしまって、迷子になってしまいました。
 しかしその後、厄年42歳を迎えて仕事上の転機を迎えた頃、長女の「行けばいいじゃない」という言葉に触発され、「夢見る中年」、「行動する熟年」を目ざすようになる。その後、みなみさんは、テレビ局と交渉してアマゾンを6回旅行、シルクロードには夫婦で、さらに55歳の時にはキリマンジャロに登頂された。

 そういえば私も、中学生の頃から、地図を広げて、行きたい場所に印をつけたことがあった。私の場合は単に夢見るだけでなく、まず、往復1000円という予算計画の中で、東京・世田谷から日帰り旅行できる場所を探した。実際に行ったのは、箱根、丹沢、武甲山、犬吠埼、水上(←このときは予算オーバーして湯沢まで行ってしまった)などなど。大学・大学院の頃は、北海道から九州まで、いろいろな山登りに挑戦した。

 さて、本日出発するエジプト旅行であるが、私は昔から、自然風景志向であって、都市観光や遺跡めぐりには全く興味が無い性分であった。皆既日食でも無ければ、たぶんエジプトに行くことは生涯無かったかもしれない。

 しかし思い返してみると、12歳、あるいはそれ以前の小学生の頃、「海外」と言われて真っ先に浮かぶ光景の1つにエジプトのピラミッドやスフィンクスがあったことは間違いない。あれってどのくらいの大きさなんだろう? 東京タワーみたいにそびえているんだろうか。いや、人間が石を積み重ねて作ったものなんだからそんなに大きいはずはない。スフィンクスよりは奈良の大仏のほうが大きいはずだ、などと思ってみたりしたが、とにかく実物に接してみないとその大きさを肌で感じることができない。ということで、子どもの頃の夢の原点に立ち返ってみると、けっこう期待度が大きいエジプト旅行になりそうな気がする。