じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

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[今日の写真] [今日の写真] 大学構内の自転車置き場周辺から「強制退去」させられた野良猫たち( 10月7日の日記参照)は、その後、付近の草むらや建物の裏で棲息していたようだが、朝晩寒くなってきたせいだろうか、最近は、某研究棟前に「集結」することが多くなってきた。

 当初は、日当たりの良い場所を探してここに行き着いたのだと思うが、猫好きの人はどこにでも居るもの、どうやら、この場所で餌をもらえる確率が高く、「ここに居る」という行動が強化されてしまったようだ。その証拠に、どの猫も丸々と太ってきた。


11月2日(水)

【ちょっと思ったこと】

株式投信は儲かるか

 各種報道によれば、11月2日の東証の売買代金は3兆5306億円で最高記録を更新。出来高のほうも37億358万株で同じく最高記録を更新したという。アサヒコムの記事によれば、バブル絶頂期の1989年でさえ、売買代金は1日平均で1兆3000億円、出来高は9億株程度だったというから、これは相当な大盛況である。

 私自身は株取引は一切やらない主義を貫いているが(←例外的にJR何たらの株を抽選で買って数十万円儲かったことがあったが)、株式投資信託のほうは僅かばかり保有している。もっとも、損益は半々であり全体としてはむしろ赤字といってもよいくらいだ。その一因は、バブル崩壊の最中に買った一部の投信にある。日経平均が3万円やら2万5000円の頃に、いくらなんでもこれ以上は下がるまいと思って買った分が、いまだに元本割れしている。ま、トータルでも数十万円のことなので、あまり気にしていないけれど。

 私自身は持っていないが、何年か前に、某大手証券から発売された大型ファンドが、総資産一兆円を超えるということで話題になったことがあった。発売時期はバブル崩壊後のことであったが、試しに、昨日時点での基準価格を参照してみたら7500円ちょっとであった。ふつう投資信託というのは、基準価格1万円で売り出されるはずだから、配当落ちの分を考慮しても4分の3まで下がることはない。新規発売時に購入した人は全員が大損しているはずだ。

 いっぽう、日経平均が1万円未満の時期に何らかの国内投信を買った人は、少なくとも1〜2割、タイミングよく買っていれば2倍程度まで値上がりしているはず。このあたりの見極めが難しい。

 あくまで素人の立場からの主観になるが、投信というのは、長く持っていればいつかは儲かることもあるし、損をすることもある。日本の経済が壊滅的な打撃を受けない限りは全くの紙切れになることはない。但し、いつ儲かるかということは全く予測がつかない。来月かもしれないし、来年かもしれない。ひょっとして30年後ということもありうる。そういう意味では、そろそろ定年後の生活設計を考えなければならない私には、積極型の投信はあまり向いていないようにみえる。

 いっぽう特定の会社の株式の場合は、会社が倒産すれば二度と原価には戻らない。いまの私には企業の将来性を研究する暇などないし、老後にそういうマネーゲームに時間を費やすのは無駄ではないかと思っている。但し、どこかの私鉄沿線に住むか、歳を取ってもなお旅行に興味があった場合は、株主優待で楽しめるような株は買っておいてもよいかなあと思っている。ま、その時にお金があったらという仮定の上での話だが...。




今年の秋は、山登りに行かれない

 11月3日に晴れたら県北の山登りに行こうかなどと計画していたところであるが、残念ながら気圧の谷の接近で天気は悪そうだ。リアルタイムレーダーを見て、早々と断念した。

 10月27日の「日記書き日記」に書いたところであるが、どうやら今年の秋は、祝日や週末になると天気が悪くなる。今度の5日、6日もまたまた天気が悪くなりそうだ。月曜〜金曜は相変わらず毎日授業が入っているので、平日に年休をとって山登りに行くことはゼッタイにできない。この分では今年の秋はどこにも行かずじまいになりそう。