じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

7月のインデックスへ戻る
最新版へ戻る
[今日の写真] 　台風７号は26日の夜、房総半島に上陸したあと太平洋に出て北上している。

　7月23日の日記に書いたように、気象庁は7月24日時点では、この台風は四国に上陸し兵庫県に達するシナリオを予想していた。しかし実際には、かなり東寄りとなり、千葉県鴨川付近をかすめるコースを辿った。偏西風の影響、および太平洋高気圧の勢力後退を読み切れなかったようだ。

ところで、同じ24日の時点（23日18時←どこの時刻かは不明）で、米軍合同台風警報センター(JTWC) は実際のコースにかなり近い予想を出していた。今回に限っては、米軍の読みのほうが当たったようだ。

　図は、左から順に、23日18時時点（←どこの時刻かは不明）の米軍の進路予想図、24日午前3時と24日18時の気象庁の予想図。じっさいの進路はデジタル台風参照。


7月26日（火）
【ちょっと思ったこと】

スペースシャトル見えるか

　スペースシャトル「ディスカバリー」が、日本時間の26日夜、ケネディ宇宙センターから無事打ち上げられた。スペースシャトルは図体が大きいこともあり、条件が揃えば夕刻または明け方に眺めることができる。倉敷科学センターの特設ページに最新の予報が掲載されており、ぜひ眺めてみたいと思う。

　岡山地方の場合、現時点では、
8 月 7 日
4 時 55 分ごろ南南西の低い空で見え始め， 4 時 58 分ごろ 南東の中ぐらいの高さの空( 42.9 °)でいちばん高くなり， 5 時 0 分ごろ東北東の低空へ動き見えなくなる。
と予報されている。この時刻は、いつも散歩に出かける時刻よりも10分ほど早いが、外に出て眺めることは全く苦にならない。楽しみにしたい。ちなみに、現時点では、東京、富士山、大阪などでは、残念ながら今回の飛行の様子を眺めることはできないようだ。なお、シャトルの軌道修正、何らかのミッション変更により、この予報は大幅に修正される可能性がある。




久しぶりに涼しい朝

　台風7号の影響で岡山では北西方向からの風が入り、7月27日朝の気温は23度台まで下がった。前日26日の最低気温（25日21時〜26日午前9時の間）27.8度より5度近く低く、久しぶりに涼しい朝を迎えた。

　26日の夜は空気が澄んでおり、北斗七星のミザール、アルコルがはっきり見えた。郊外に出れば天の川が綺麗に見えたに違いない。

【思ったこと】
_50726（火）[旅行］富士登山で思ったこと（３）登ってみなければ気づかなかったこと

　24日の日記の続き。今回は、登ってみて初めて気づいたことを備忘録代わりに記しておきたい。

　まずは風対策である。22日の夕刻、火口の写真を撮っていた時の気温は5.4度であったが、かなり強い風が吹いていた。素手でデジカメを構えていたところ、指先の感覚が麻痺して、あわや凍傷かと焦ってしまった。直ちに指先をマッサージしたり、手の平をとじたりひらいたりして事なきを得たが、高所での冷たい風というのは十分に注意する必要がある。イラン最高峰登頂の際には、ホームセンターで買った革手袋程度でよいかと思っていたが、念のため、使い捨てカイロが入るようなミトン型の手袋を持参したいと思う。

　第二は雨対策だ。濡れないだけならば、ホームセンターで売っているカッパでも十分に役立つが、そういう格好で長時間歩いていたのでは湿気が籠もって汗だくになる。タスマニアトレッキングでは、湿気への対策が不十分であったためずいぶんと苦労した。やはりゴアテックスの雨具は必要かと思う。

　あと細かいことだが、山小屋で体を拭こうと思ってウェットティッシュを持って行ったのだが、開ける時に袋が破けてしまって、取り出し口のシールで密閉することができなくなってしまった。こういう時のためにはチャック型のポリ袋を多めに持参すると便利かと思う。

　次回に続く。