じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

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[今日の写真] 気圧配置はすでに「クジラの尾」型。7月18日(月)は、中国地方でも梅雨明け宣言が出されるものと思われる。そんななか、自分は枯れ果ててもなんとかして種を残そうという生命力が感じられたヒマワリも、何とか種が実ったようだ。後ろには、タッチの差で生き残った株が黄色い花を咲かせている。


7月17日(日)

【ちょっと思ったこと】

7月18日が休みであることのデメリット

 「海の日」はもともと平成7年3月8日に国民の祝日に関する法律の一部を改正する法律(法律第22号)が公布され7月20日に制定されていたものであったが、その後、平成13年6月の国民の祝日に関する一部改正により、平成15年から7月の第三月曜日に改められた。これにより「海の日」は、7月15日から21日までの間で変動することとなり、また、必ず3連休が確保されることとなった。

 もっともこの時期の3連休は、少なくとも大学関係者にとってあまり歓迎されていないように思う。

 まずこのことによって、月曜日の授業が1回分休みとなる。15回の授業回数を確保するためには、8月1日まで授業を続けなければならず、帰省や合宿を楽しみにしている学生たちをそれだけ長く足止めさせることになる。特に、私の大学の場合は、4月29日から5月5日までを休校日と定めたことによって、5月2日(月)の休講分と併せて、夏休み開始を遅らせる原因を作っている。

 では、この際、この3連休は思いっきり遊べばいいじゃないかと思われるかもしれないが、完全セメスター制により、この時期は、前期の期末試験の直前にあたっている。近頃は、厳格な成績評価が求められていることもあり、のんびりと遊んでいられる状況では無いはずだ。

 では、大学生以外の場合は思い切り、海や山で遊ぶことができるだろうか。その際に心配になるのが、天気の不安定さである。今年の場合は、7月17日時点で九州全域、四国、山口県で、また18日にはおそらく、それ以外の広い地域で梅雨明け宣言が出されるものと思われるが、まだまだ不安定であり午後には雷雨も予想されている。

 梅雨明けが遅い年(もしくは、曜日の配列の関係で、海の日が7月15日頃になる年)には、土曜日からの3連休が梅雨末期の大雨となることも考えられる。「海の日」制定の意義は理解できるとしても、祝日としての経済効果は他の祝日に比べると小さいのではないかと予想される。