じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

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[今日の写真]  昨年7月に誕生したベタの子ども(7月10日の日記参照)の一部が成長し、だんだんベタらしい姿になってきた。昨年12月に個別水槽に入れる段階では15匹ほどが育っていたが、温度管理が悪かったのか餌が合わなかったのか、現在育っているのは3匹のみ。このほか、昨年夏に購入した成体オスが1匹、生き残っている。


2月12日(土)

【ちょっと思ったこと】

パソコンの不法投棄とリサイクル

 2月13日朝6時台のNHKニュースで「パソコン不法投棄 増加傾向」という話題を取り上げていた。環境省によると、昨年4月から9月までの半年間に、全国1496の自治体で見つかったパソコンの不法投棄は847台で、1年前の同じ期間と比べて23%増えていたという内容であったが、環境省自身の「今回の調査結果だけで、パソコンの不法投棄があきらかに増加しているとは言えないが、法律施行による影響を見極めるためにも、今後の動向を注意深く見守りたい」というコメントにもあるように、全国で847台という絶対数をもって増加傾向という見出しをつけられるのかどうかは疑問である。むしろ、意外と少ない、何かあるのでは?という気がする。

 1つの可能性として、パソコン本体をバラバラに分解して不燃ゴミに出すというケースが考えられる。そもそもパソコンといっても、筐体そのものはバラせばタダのブリキ板のようなもの。あとは、マザーボード、ハードディスク、ドライブ、電源アダプター、各種ボード、ファンなど。ま、パソコンを分解できる人だったら、それぞれの部品の役割にも熟知しており、逆にリサイクルの重要性を理解しているかもしれないが。

 こちらの解説にあるように、家庭向けに販売したパソコンとディスプレイの回収とリサイクルをメーカーに義務付ける「改正リサイクル法」(資源有効利用促進法)は、2003年10月1日に施行されている。施行前に販売された機種には料金が上乗せされていないため、廃棄時に数千円程度の料金を払わなければならない。なお、こちらには、メーカーが倒産・撤退した場合や自作パソコンへの対応についても案内があった。




県境越えた合併

 各種報道によれば2月13日、長野県木曽郡山口村と岐阜県恵那郡北部の6つの町村が、岐阜県中津川市に合併した。都道府県の境界にわたる市町村の合併が行われるのは、昭和34年1月1日に栃木県足利郡菱村が群馬県桐生市に編入されて以来46年ぶり、平成になってからは初めてであるという。ネットで検索したところ、こちらに公式の説明が記されていた。

 山口村というのはあまり聞いたことのない村名だと思ったが、Yahoo地図情報で調べたところ、中央本線の坂下、田立駅のあたりの、木曽川左岸一帯にある村であることが分かった。観光地としては馬籠宿が有名である。地元の方にはまことに失礼だが、あのあたりは南木曾(なぎそ)町の一部だと思っていた。

 観光地としては妻籠宿と馬籠宿をセットにして長野県の観光協会が統一的に宣伝したほうがよいような気もするが、経済的なつながりは、たぶん中津川市に近いのだろう。

 大学院生の頃であったが、信州学生村の1つとして「柿其渓谷」が開設されており、一週間ほど滞在したことがあった。午前・午後はもっぱら勉学。夕刻には山登りのためのトレーニングを兼ねて、付近のハイキングコースを駆け回った。「十二兼」とか「三留野」といった「難読」地名も私にとっては懐かしい。その後、夫婦で田立の滝や、木曽御嶽をのぞめる夕森天然公園(高層湿原)にもハイキングに行ったことがあった(←あっ、これらはすべて南木曾町の話)。