じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

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[今日の写真]
 ホテルの窓越しに撮影した成都のようす(1月2日夕刻)。四川省の面積は約49万平米で日本の面積の1.3倍。人口は8329万人(2002年)だが、1997年に直轄市となった重慶市の人口3200万人と合わせると日本の人口と肩をならべる。この地に日本の国が1つ存在しているほどの規模だ。

 その省都である成都では建設ラッシュが続き、観光客は「来るたびに町が変わっている」との印象を受ける。この景色にも、ひょっとして戦前に建てられたのではないかと思うような古い民家から、東京で見かけるような近代的な高層ビルまでが各種混在しており、町の変化を見て取ることができる。また、古い民家の前に高級車が停められているのも、いまの経済事情を象徴している。



1月13日(木)

【ちょっと思ったこと】

コレステロールを下げる薬、やーめたっ!

 2003年9月18日以降、医師の処方によって毎日1錠ずつ、コレステロールを下げる薬を飲み続けている。この効能もあって、最近の血液検査では、コレステロール値(総量、悪玉)は「正常」範囲におさまるようになった。

 しかし処方箋を必要とする薬であるため、毎回1カ月分しか出してもらえない。たいがいは「お薬だけ」ということで待たずに処方箋を出してもらえるが、保険診療上の規則があるのだろう、数ヶ月に1回は「診察」を受けなければならず(←その「診断」も、「具合の悪いところはないですか」「はい」で終わる程度の形式的なもの)、その待ち合わせが時間的負担となっていた。しかも、「お薬だけ」の処方箋を出して貰うために毎回1130円を病院に、薬局には薬代として2000円を支払わなければならない(保険診療3割負担だから医療費としては1万円以上)。いくら心筋梗塞などのリスクを30%減少させることができると言っても、そのために毎月3000円以上支払うくらいなら生命保険を増口したほうがマシではないかという気もしていた。

 そんななか今回、「お薬だけ」の処方箋を貰いに行ったところ、外来の担当医師がいつもの医師と交代していたのだろうか、「副作用チェックのため3カ月に1度くらいは採血検査を受けてください」と、今までとは違うことを言われた。

 この薬の副作用のことはこちらにも書かれてあるが、もともと、重大な副作用は無いという前提のもとで飲み始めたものである。

副作用チェックのため3カ月に1度採血検査を受けなければならないような危険な薬をわざわざ飲んでまで心筋梗塞のリスクを下げようとは思わない。

 その場では「今日は忙しいので来月受けます」と返事をしたが、もう私の心は決まっていた。この病院にはもう行かない。

 ま、いろいろ書いてみたが、根本的な原因は、自立的な努力でコレステロールを下げられない自分の生活にある。保険診療制度と病院への反発を日々精進のエネルギーに転化し、8月の職員定期健診までに、自力でコレステロール低下(かつ体脂肪減らし)に取り組んでいきたいと思う。