じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
ナンキンハゼの実と、リフォーム完成間近の岡大・旧事務局[旧日本軍第17師団(大正14年廃止)司令部・歩兵第33旅団司令部]。
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【ちょっと思ったこと】
「ハトに餌を与えると罰金1万円」と「メリー・ポピンズ」 ロンドンのトラファルガー広場で17日より、ハトに餌を与えると罰金1万円(反則金?)という法律が施行されたとか。ハトの糞害とそれに伴う清掃費用を節減するのが目的らしいが、これに対しては動物愛護団体から反対運動が起こっているという。 ロンドンでハトと言えば、映画「メリー・ポピンズ」の挿入歌の1つ「Feed The Birdsを真っ先に思い出す(歌詞はこちらにあった)。 あの映画は高校生のころに渋谷の映画館で初めて観た記憶があるが、「Early each day to the steps of Saint Paul's.......Feed the birds, tuppence a bag. Tuppence, tuppence, tuppence a bag.」という歌はその中でも最も美しいメロディとして強く印象に残っている。 映画「メリー・ポピンズ」は、餌を買おうとする男の子の2ペンスを無理やり銀行に預金させようとして取りつけ騒動が起こりクライマックスを迎えるわけだが、ハトの餌売りが禁止になればストーリーそのものが成り立たなくなってしまう。少なくとも「この映画で描かれていた時代には、ハトの餌やりは禁止されていませんでした」という但し書きが必要になってくるだろう。 とはいえ、ハトの糞害対策が世界共通の課題であることは間違いなさそうだ。京都では私が学生の頃から、有名社寺には「ハトに餌をやらないでください」という看板が立っていた。いま住んでいる岡山のアパートや大学の建物でも、ハトの追い出しに手を焼いている。 「ハトを飢えさせるな」という動物愛護団体の主張も分からないではないが、最低限、糞害をどうするか、責任をもって考えてもらわなければなるまい。妻のアイデアは 動物愛護団体の人たちに糞の掃除をしてもらえばいいじゃないっ! というものであったが、そのような解決はありうるだろうか。 大相撲の人気力士 各種報道によれば日本相撲協会は17日、9月の秋場所中に行った入場者アンケートの結果を発表。その中の「好きな力士を1人教えてください」という質問に対しては、
高見盛の土俵前のひょうきんな仕草には確かに場内をわかせる魅力があるが、相撲内容そのものはそれほど気合いが入っているようにも思えない。しかし、負けた時のガッカリした表情もこれまた観客を引きつけるものがある。土俵前のパフォーマンスとしては、潰れた蛙のような格好の仕切と、塩を高くまく動作で場内を沸かせる朝乃若が居たが、現在は十両に下がっているようだ。もっともこの朝乃若も、立ち会いに当たってからすぐ変わるというワンパターンの取り口が多く、相撲内容に今ひとつ魅力が感じられない。 大相撲の人気挽回策については11/12の日記に書いたところであるが、何はともあれ、横綱や大関に人気が出てこないとどうにもならない。あとは、「大相撲ダイジェスト」なきあとのスポーツニュースでの取り上げ方だろう。今場所はNHKでも比較的詳しく取り上げているので興味がわいてくるが、「マツイ」偏重報道の時期は、マツイの全打席とインタビューばかりに時間をさき、大相撲のほうはスポーツコーナーの一番最後に主要な取り組み結果を紹介するだけの時もあった。松井選手個人にはまことに申しわけないが、「マツイ」が出ないことで、NHKスポーツコーナーはずいぶん多彩で面白くなったと思う。 |