じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

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[今日の写真] この時期、アスファルトの道路で一番よく見かけるのが、車に轢かれたカマキリである。他の昆虫と違って何物をも恐れないため、事故に遭いやすいのだろう。カマキリの死骸のすぐ横には必ずといってよいほど、ハリガネムシがのたうち回っている。寄生率100%といってよいのではなかろうか。これって、どうやって冬を越すのだろう。


10月12日(日)

【ちょっと思ったこと】

不登校児の環境教育は学校周辺から

 10月12日朝のNHKニュースによれば、環境省は10月下旬から、不登校やひきこもりの児童や生徒を対象に体験型の環境教育を行うという。文科省、厚労相、環境省、農水省等の縦割り行政の中でバラバラに行われていた教育の横のつながりを強化する試みとして注目したいと思う。

 もっともその内容は、「自然を観察しながら川の源流を探す登山をしたり、山で合宿をしながら炭作りやしいたけ栽培に取り組んだり、公園の清掃活動も行う」といった内容であり、あくまで、学校から離れた場における体験に限られているようだ。不登校をめぐっては早期復学をめざすべきだという考えとは別に、再登校延期方針や、学校復帰に拘らない方針という考えがあることは承知しているが、環境教育に限っては何も遠くに行く必要はない。学校もしくはその周辺、少なくとも自分が生活をしている場を主体に行うべきであると思う。

 都会の小中学校の敷地は、環境教育の場としてはまだまだ不十分であると思う。りっぱな運動施設はあっても、田んぼや畑や里山はない。体育は専任の教員がいるのに、環境教育の専任は居ない。こういう歪みが、道端に平気でゴミを捨てたり、食べ物を粗末に扱う行為にもつながっているように思う。





岡大広報用の四季のアルバムを作る

 広報関係の委員会筋から、大学構内の四季の変化を写した写真は無いかという問い合わせがあった。学部案内などに使いたいのだという。これを機会に、これまでに撮影した写真の中から、広報に使えそうなものを選んで、岡山大学の四季(広報素材集)としてWeb公開してみた。

 大学構内の花や昆虫の写真は毎日のように撮影しているが、広報用となると、やはり建物とセットであることが大前提になるかと思う。いくら美しい花でも、どこで撮影したのか分からなければ意味が無い。

 この素材集では、それぞれの写真ファイル名の先頭の4文字に月日(MMDD、但しファイルのソートの関係で、10月〜12月の先頭文字は「1」ではなく「a」となっている)を入れてあり、1月から12月まで、撮影年度とは無関係に、月日順に番号が振られている。いつ頃にどういう景色が楽しめるかという目安にもなるかと思う。10/5の日記にも書いたように、岡大の魅力は何と言っても広大な自然環境に恵まれ、かつ交通の便がよいという点にある。今後も素材を増やしていく予定だ。